【いっしょに使うと倍の効果】5W10Hって何?簡単に使える人を惹きつける文章のコツ
昨日ご紹介した、5W10H。人に振り向いてもらうコツで前回は5Wを書きました。5Wは「何を言うか」でありもっとも大事なコツ5選でした。
今日は、10Hの「どのように言うか」です。これも「1行バカ売れ」という著書に書かれていたものです。
本書によると、何を言うかとどのように言うか。どちらも大事なコツですが、どちらかというと「何を言うか」の方がより重要度が高いようですね。
とはいえ、どのように言うかも大切な要素。5Wといっしょに使うと効果倍増のようです。
ということで、いってみましょう
立ち止まってもらうための10H(HOW TO STAY)
1 ターゲットを限定する
多くの人に伝えようとすると、一般化されてしまい、ささらない文章になってしまうようです。そうではなく、ターゲットを限定します。
そうすることで、自分に関係ありそうと思うのです。
例)165cm未満の方へ
20歳以下の女性の方へ
卵かけご飯が好きな方へ
なんか自分のことかもと思ってしまいますよね。
2 問いかける
質問すると、人はついつい考えてしまいます。
例)いい商品なのに売れない。なぜ?
とすると、無意識のうちになぜを考えてしまうようだ。
3 圧縮して言い切る
短く言うと強い言葉になって、印象に残りやすくなる。
例)同情するなら金をくれ
バカとブスこそ東大へ行け
最悪・最高
4 対比&本歌取り
対比すると興味を引くタイトルになる。
例)帯に短したすきに長し
鳥取にスタバはないけど、砂場はある
本歌取りは、本歌の一部を取り入れると気になるタイトルになる。
例)元カレはサンタクロース : 「恋人はサンタクロース」から
つつまる豚はただの豚 : 「飛ばねえ豚はただの豚」から
5 誇張をエンタメ化
橋本かんなさんを「千年にひとりの逸材」と誇張表現で魅力的なタイトルになった例だ。冷静に考えると千年前は平安時代。それまで逸材がいなかったわけがない。けど受け入れられる。
がりがり君のコーンポタージュ味がでたときは、「がりがりくん史上最大の挑戦」とした。
6 重要な情報を隠す
何かを隠すと人は見たくなるものです。
その良い例が、本の表紙を隠して本を売る「本のまくらフェア」
タイトルではなく、本の書き出しで本を選んでもらうもの。
「明日世界が終わる日、いっしょにすごす人はいない」
7 数字やランキングを使う
数字はうそをつかないという思い込みがある。
例)「一杯でシジミ70個分の力」
「サガミオリジナルゼロゼロワン」、「オカモトゼロワン」
どちらも薄さ0,01mmのコンドーム
「100時間カレー」
ナンバーワン、日本一、オンリーワンなども聞き手に刺さります。
例)世界一の朝食、たぶん世界一濃厚なプリン
8 比喩でひきつける
例)コーヒー界のアップル
缶詰会のロールスロイス
9 常識の逆を言う
逆を言うと真理を探したくなります。
例)4時間の家出
医者に殺されない47の心得
10 本気でお願いする
前述の1~9よりも効果のある方法は、本気のお願いは強い。
しかし、何度もは使えない。ここぞというときに使える。
何度も使うと、またかと飽きられるから注意が必要です。
例)大変な発注ミスをしてしまいました。買って。おねがい。
実際に効果絶大だったようだ。
ただ、おなじようなケースが出てきてしまい、誤発注商法と警戒されたこともある。
まとめ
人に振り向いてもらうコツの5W10。NOTEでも使っていく。
なんか、48の殺人技と52の関節技みたい(キン肉マン)