3ナンバーは高級車なの?|本当のところ調べてみた
3ナンバーのクルマを見るとだと、高級車のイメージがあるのは自分だけでしょうか。3の数字を見ると高級車の趣があるのですよね。
昔は憧れだった3ナンバー車。しかし、今の世代では「サイズや排気量の違いだけだよね」とする人が多いかもしれません。
この真偽を確かめてみたいと思います。
答え:クルマのサイズ・排気量で3ナンバーか5ナンバーが決まり、車重と排気量で税額が決まる
現代は、クルマのサイズ or 排気量が規格を超えると3ナンバーになります。税金は3ナンバーだから高くなるとかはありません。税金が高くなる要因は重量と排気量です。大きくなっても税金は上がりません。ただし、大きくなると使う材料も増えるので重くなる傾向はありますが。
その中で排気量で変わるのが自動車税(都道府県の地方税)です。
今の金額は以下のように決まります。
たしかに排気量が2リッターを超えると3ナンバーになるけど、税金の上がりは階段状ですね。
今のターボ車のように排気量が小さくてハイパワーな車だと、1~2リッターの通常サイズ(5ナンバー)でも大きなクルマがあります。そんな車は3ナンバーでも税金は予想より高くなかったりします。
昔は高級だった3ナンバーカー
では、昔のクルマはどうだったのでしょうか。1989年(平成元年)から自動車税が大きく変わりました。それまでは5ナンバーの小型自動車、3ナンバーの普通自動車とくっきり色分けされていて税金も全然違いました。
改正前の3ナンバーを太字にして、1989(平成元)年改正後の過去の3ナンバー相当の税金を太字にしています。
過去を見ると5ナンバーと3ナンバーで自動車税が約2倍になってました。
大学初任給が13万くらいのときに、3ナンバーの維持費が年間8万円くらいということは、現代でいうところの負担感は10万円くらいではないでしょうか。小さい車が3~4万円で済むことを考えると確かに高級車ですね。
一方、平成元年からは、3ナンバーでの課税はなくなりました。排気量に転換です。排気量2L超で3ナンバーですから、その時の税金は4万5千円でした。大分安くなりましたね!
平成になって自動車税が安くなり、かつての高級車に手が出やすくなった感じです。
(余談)田中角栄がスタートした自動車重量税(国税)
自動車税と名前がよく似た税金に自動車重量税というものがあります。
自動車税は排気量に応じてかかる地方税でクルマが世に出回りはじめた頃からあった税金です。
しかし、1971年ごろから、当時の総理大臣である田中角栄により自動車重量税(国税)が加わりました。読んで字のごとく、クルマの重さによって課税されます。
この重量税はちょっと変なのです。もともと自家用・事業用ともに0.5トンごとに年2500円でした。とするとクルマの重さは1000~1500kgが多いので、年5千円~1万円ぐらいでしょうか。
でも、実際はちがいますよね?
実は、当初から暫定税率として以下の割増料金がかかっています。
制定当初から暫定税率で始まり、これまで60年近くその暫定のままとは、いったい何の暫定なのでしょうか。
しかも自動車税はまさに自動車の税金としてあってよいと思いますが、重量税は、とれるところからとるという思惑が透けてみえます。
たしかに導入当時は、もっと道路拡充が必要と理由でしたが、税収があるのをいいことに既得権益のようにずっと変えないのはちょっとちがうようなきがしてます。
すみません、参考という名の余談とぼくの思いでした。
でも、ぼくは5ナンバーがいいな
こんな事情で、昔の3ナンバーの車は税金が高くなることはわかりました。でも法改正により、メーカーは3ナンバーのクルマを売りやすくなり、消費者も手に入れやすくなりました。まさにWIN-WINでしょうか。
それでもなお、ぼくは5ナンバーのクルマがいいのです。
5ナンバーのあのサイズがいいのですよね。まったくもって個人的な話ですが道が狭いのです。3ナンバーはだいたい車幅が5ナンバー規格の170cmを超えてくるので、狭い道を通したり車庫入れするときに神経をすり減らします。
その点5ナンバーだと余裕があるので、そんなに気にする必要はありません。なので今後も5ナンバーを探し求めます。
3ナンバー車だから高級車ではないけど、まだまだ高級車のブランドイメージは健在
今は3ナンバーが5ナンバーかでの税金の違いはなくなりました。でもなぜか3ナンバーは高級車という意識は根強いようですね。
ぼくはあまり気にせず、適度な大きさのクルマを選んでいきたいと思います。
#3行日記 :気になる野菜の人さん・・・
気に留める人はあまりいないと思いますが野菜の人さんシリーズです。案の定週末に電話がかかってきました。内容は会う時間取れますか?です。前に4月初めまではいろいろ忙しいのでお断りしてたのですが。
その旨を伝えたらわかったとおっしゃってました。うん、話せばわかる!
と思ったところ、次に「例の件(チラシ作成)どうなったかな?」と問われました。どうやら忘れてなかったようです。上記の事情なので4月からでいいよねといったら「・・・・なるべく早くね」と言われました。どうやら4月は待てないようです。(さっきのわかったはいったい・・・)
依頼もラフすぎ且つアナログなのですね。「野菜(品目は決まってます)を売りたいので近所に配るチラシを作成したい」。これが依頼で、いくつかぼくの感性で案をつくってA4用紙にプリントしてきてほしいとのこと。
この件は手をつけません。印刷も面倒ですし、間違いなくサンプルが一発OKになるわけでもなく、手直し入って長期化しそうなので今はやりたくないのです(今後もですが💦)。そして報酬が欲しいと思っていないその野菜です。
昔はこんな依頼をするような方ではなかったのですが。
いやこの種の依頼はその人にとってははじめてかな。
最後まで読んでいただきありがとうございました。