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ダンスダンスで波動拳!

一世を風靡したアーケードゲーム『Dance Dance Revolution(ダンスダンスレボリューション』。略称「DDR」「ダンレボ」。

ダンスとゲームの融合、初めてゲーセンで見たときは衝撃的でした。

遊んでみたいけど衆人環視の中で踊るのは恥ずかしい。そう思ってプレイを躊躇したのは私だけではないでしょう。ある程度上達してからならまだしも初挑戦するには敷居が高すぎでした。

そんな恥ずかしがり屋の意見をくみ取ってくれたのか1999年時はまさに世紀末、プレイステーションで家庭用が発売されました。爆発的人気を博し国内累計出荷本数127万本の大ヒットです。

同時発売の専用コントローラも大人気で品切れ続出。長らく入手困難でした。

プレステのコントローラでもプレイ可能ですがせっかくなのでマット型の専用コントローラで踊りたい。
そこに颯爽と現れたのはパチモン、いやコナミ以外のメーカーから販売されたDDR対応コントローラです。

ゲームソフトは売っているが純正コントローラは売切れでいつ入荷するかわからない。でも他社製品なら売っている。しかも安い。
悩んだ結果私は他社製品のコントローラを買いました。ちゃんと動作するか不安でしたが全く問題なくプレイでき「ドタドタうるさい!」と親に怒られつつも踊り狂っていたのは良い思い出です。

ある日の事、踊り疲れて休憩していた時に何気なくコントローラを見て純正品との違いに気づきました。
それは、純正品は「上下左右と〇×ボタン」なのに対してパチモンは「上下左右と〇×△□ボタン」だったのです。

DDRをプレイするだけなら「△□」ボタンは必要ないので純正品には付いてなかったのでしょう。
曲を選択したりキャンセルするには「〇×」だけあれば十分だからです。

もしかして他のゲームも遊べるのでは?と真っ先に頭に浮かんだのがストリートファイターシリーズ、当時は「ZERO2」でした。

踊りながら足で格闘ゲームをやるなんて面白そうと即実行。
前後に移動しジャンプやガード、パンチキックそして「下・右と下同時・右」とステップを踏み波動拳!
ちゃんと出たよ波動拳と大興奮。
続いて「下・左と下同時・左」で竜巻旋風脚!
おお、これはいけるとさらにテンション爆上がりです。
最後に「右・下・右と下同時」で昇竜拳!・・・はなかなか出ませんでした。圧倒的な難しさ。

細かいことを言うとストリートファイターシリーズは6ボタン使うので「〇×△□」だけだと2つ足りませんが、ちょっと遊ぶ分には問題ありません。
さすがにDDRコントローラでガチ対戦しようとは当時の私も思わなかったので。
それにめちゃくちゃ疲れるので一試合持ちません。

エクササイズとしてはおすすめです。
正月太り解消にDDR専用コントローラーで格闘ゲーム、いかがでしょうか?



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