わ!懐かしい!けど新しい。「三角チーズサンドパン復活物語」ーパンだからこそできるこれからの地域ことー【Megribaシェアキッチン物語】
三角チーズサンドパン復活ストーリー
私は生まれも育ちもここ山口市、小郡地域なんですが、いつか地域のためになにか活動したいなという思いが 2、3年前からあったんです。
同時に起業もしてみたいなとも思っていたんですが、これだ!っていうものが見つかっていませんでした。
そんな中でありがたいことに妊娠して、妊娠中にお菓子作りにはまったんです。
どんどん色んなお菓子を作っていくうちに、「懐かしの三角チーズサンドパン作ってみようかな」と思ったんです。
元は私たちの給食や高校の購買で売られていて、よく食べていたものなんですが、記憶をたどりながら作ってみたら、これが結構好評で!
もっともっとブラッシュアップしていけば、山口市を活性化できる1つの商品になるかもしれないと思ったことが復活のきっかけでした。
ゼロから作り上げた、新たな懐かしいレシピ
今販売しているもののレシピ、実は私が全部1から新たに作り直したものなんです。三角チーズサンドパンは昔からのメーカーさんがあってこその商品。何度も試作をして、友人にも食べてもらって。試行錯誤しながら完成しました。
実は以前の商品と異なるこだわりが3つあります。
1番目は、クリームをたっぷりにしたこと。2番目は、周りのクッキーの部分、あそこが1番好きだったので、そこを大きくしたところ。3番目は柔らかい食パンを使用したこと。
クリームたっぷりにして、耳もいっぱい出しちゃって、柔らかいパンにして、実は私の好みの三角チーズサンドパンになっています。(笑)でもやっぱり、「懐かしい味」って言っていただけるのはとても嬉しいですね。
妊娠中に起業!?商品化までの道のり
実は、妊娠中に好機がかさなって、起業をしたんです。メーカーさんのOKもいただき、いざ商品化となった時に、山口市産業交流拠点施設さんには大変お世話になりました(笑)。
産業振興財団さんにも何度も相談に行きましたし、Megribaさんのシェアキッチンでは実際に初めて商品を販売させてもらいました。
1から起業しようと思った時に、お店を持つことってとてもハードルが高いんですが、シェアキッチンに出店したことで、初めて実際のお客さんの反応を見ることができました。その機会をきっかけに今の委託販売先もMegribaさん教えていただいたのも大変ありがたかったです。
今はどうやって三角チーズパンの買うことができるの?
現在は、店舗はもっていないので、イベントへの出店やスーパーや飲食店に委託販売をしています。1回に360個ほどお持ちするんですが、ありがたいことに1日でなくなってしまうこともあります。
三角チーズサンドパンは地域のための、みんなが好きなパンだったので、そこからパンをきっかけに地域を一緒に盛り上げていけたら面白いですよね。
これからは、パンが人のつながりを生み出す
買われる方、1個や2個ではなくて、一気にたくさん買われる方も多くて、聞いてみたら皆さん自分のために食べるっていうよりも、ご家族やご友人と一緒に食べる方が多いようでした。
高校の時、購買に走って買いに行ったよね~とか、思い出のパンだからこそ生まれるコミュニケーションもあるのかもしれません。
最近は三角チーズサンドパンの料理教室も開催していて、そこから新たな人とのつながりができたらいいなと思っています。
私も子育てしてみて初めて、同じ悩みを持っている人や共通の話題を話したいママさんたちのリアルな集まりがあった方がいいなと実感したんです。パンを食べて、ほっとして、仲間と団らんする。そんな息抜きの場を、パンを通して作っていけたらいいなと思っています。
この商品って、私は懐かしいと思って食べていますが、今の子どもたちにとっては新しいものなんですよね。でも「自分が子供のころから親しんでいるものを子供たちに、食べさせられてすごい感慨深い」というようなメッセージたくさんいただくきます。
だからこそ、これからも愛されていく商品っていうのを作り続けていきたいと思っています。
三角チーズサンドパン
Instagram:https://www.instagram.com/sankakuchizupan/
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