病気が確定したときの頭の中
症状から医師が仮説をたてて、検査をする。
薄々その仮説通りだと感じているのだけれど、信じたくない。
何かの間違いであってほしいと頭の中は葛藤する。
で、病名を告げられる。
そして、治療方法と続いていく。
どんな状態であれ、医師は最善を尽くすプランを話してくれるが、
頭の中はパニックです。
30代の頃、癌を経験した。
告知された直後は静かに涙が流れ続けた。
手術で癌の部分は取り除き、
再発なく5年が経過し癌患者という肩書は消えた。
その5年間私の脳には、再発の恐れという感情