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水筒とお弁当

水筒は自由だ!

水筒生活はもう10年以上前から続けている。きっかけは、2000年頃中国へ語学研修に行ったときに、現地の人が透明の水筒を持っていてとってもカッコよく見えたからだ。茶葉もそのまま水筒に放っているような。

それから10年くらいペットボトル生活を続けていたけれど、30で無職になってしまい、水筒を欠かさず持ち歩くようになった。
お陰でコンビニに寄る回数が圧倒的に減った。エコの相乗効果。

水筒には、漢方薬局で買ったレモングラスやペパーミントの茶葉を急須の網に入れ、それを水筒の口にセットし、後はドボドボ熱湯を入れている。季節によってはよもぎにする時も。
水筒の蓋を上に置いて、気分だけ蒸らして完成。煮出したりしたら、しんどくなってしまうのでこれでヨシとしている。一応、急須の網はティーバッグを使っていないというところでこれも少しながらサステナブル。

あるいは、ポットがある場所に行く時は、ティーバッグだけ水筒に入れてお湯をお借りする。そうすれば、結構無限にお茶を飲める。
私はなるべくカフェインを取らないようにと思っているので、水筒はノンカフェインがマスト。ティーバッグの時は小川生薬の松葉茶を入れている。

市販のものだと、大体炭酸か甘いかカフェインなので、中々自分の好みに合ったものが見つけられない。その点、水筒ならば茶葉のブレンドも持っていく量も、お湯は現地調達にして重さを軽減することもでき、結構アレンジが効く。何より美味しい!

お弁当はパターンだ!

お弁当生活は、この2年がかなり真面目に取り組んでいる。これもきっかけとしては、2つ。以前は職場に行ったら絶対お昼休みに一度外に出ないと精神衛生が保てなかったのだが、今の職場は昼休みこそお客さんが来るので外に出ることができない。当初はそれが大変ストレス(昼休みくらいスナフキンでいたい)だったが、人間の適応力とは恐ろしいもので、こんな私でも9時間くらい連続で衆人環視の環境にいられるようになった。これは幼少期からひとり遊びの達人ー特性ともいうーからすると偉業だ。人間、いくつからでも成長できる!

成長できたことはもう一つあって、今までそれなりに一人暮らしなどもしてきたことがあったのだが、料理は苦手であった。私は大人になっても料理ができない。これがかなりの負い目であった。苦手だという思い込みがあった。ちなみに、これは母の呪いでもあったがこれままた今度。

だが、今回のお弁当制作はかなり楽しめている。お弁当を作るために生きているのではないかというほど本腰を入れて続けている。
とりあえず、冷食には頼らず、基本手作り品という気合いの入れよう。
とは言っても、卵焼き・主菜・ブロッコリーかトマトという組み合わせに固定してラクをしている。

なぜ、こんなにお弁当(しいては料理)にはまったか。それは畑を始めたからなのだ。スーパーでも野菜は買える。でも自分で育てた野菜は何があっても使い切ろう、それも大切にという強力な意志が働く。何より美味しい。(2回目)
畑で取れた大根は、葉っぱも美味しい。ちょっと花が咲いたブロッコリーもまた味が変わって美味しい。トマトはストレートに美味しい。
それらは、シンプルな調理方法でものすごく美味しくなる。

ここまで書いて、畑のことを先に書けばよかったのかもと思い始めたが、今日はこんなところで。とにかく、この2つにより働いている時間中にお金を使わなくなった。これだけでも結構な節約。そして、外に出られない分自分で用意したものを体に入れて自分の身を守れている気がする。豊かな気持ちになれる。




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