見出し画像

2021年映画ベスト10

今年も死ぬほど面白い映画がたくさん揃いました。毎年こんなたくさん死ぬほど面白い映画を公開して面白資源が枯渇しないか心配です。

10位:ゴジラVSコング

2021年で最も知能の低い脚本を書いたのは間違いなくゴジラVSコングだ。
実際に3歳児が人形遊びをしながら書いたか、大人の脚本家が酒と大麻を同時にキメて人形遊びをしながら書いたのは間違いない。
こんな映画を楽しめるのは3歳児か、酒と大麻をキメた人だけだろう(私は3歳児のほうです)。

9位:ラーヤと龍の王国

メチャクチャな王道にしてチョ~おもしろい映画。2021年で一番泣いた。まずドストレートな冒険活劇があり、そこに『ザ・レイド』や『トム・ヤム・クン』といった東南アジア人命軽視暗黒格闘映画を参照した最高のアクションが差し込まれ、至極の敵対ロマンシスが物語にアクセントを加える。
そうなんだよな~~~~なんだかんだディズニーはマジで面白い映画を作るんだよな~~~~と、昨今のディズニーのスカム野郎ぶりをあっさり払拭してしまった。
とにかくビックリするほど王道でビックリするほど面白いので、万人におすすめできる作品だと思う。チョー泣いた。

8位:孤狼の血 LEVE2

孤狼ゥツゥー!

7位:ザ・スーサイド・スクワッド

メチャクチャおもしろいんだけど、なぜか語ることがあまりない。人命軽視アクション映画は問答無用に最高。

6位:エターナルズ

良い~~~~~~映画なんだなこれが。
デカいストーリー!デカいアクション!素晴らしかった。
MCUの枠組みをグッ……と広める作品ながら、神話的存在であるエターナルズの人間臭い自由意志に基づいた選択の果てを描く物語もスゴ~~~~く良かった面白かった。好きだ。なんか…とても好きだ。

5位:モータルコンバット

歴史の頂点に立つかのアドルフ・ヒッチコックは、サスペンスの面白さの仕組みを「テーブルの下の爆弾(The Bomb Under the Table)」と表現した。
映画『モータルコンバット』は、最初にニンジャを登場させることによって、常にニンジャがサプライズする可能性を秘めた緊張感を生み出した。
それこそが「テーブルの下のニンジャ(The Ninja Under the Table)」である。

4位:Mr.ノーバディ

アクション映画の主人公から正義感と正当性を消しても死ぬほどおもしろいことが証明されてしまった。

3位:ノマドランド

2021年とくになんでもないシーンで泣くオブザイヤー。モータルコンバット並みに濃いノマドたちが人生の彼岸で交差し語り合い旅をする。ちなみに本作のノマドはファーン以外は実在ノマド。モータルコンバット並みに魅力的な人物に感じるのは、クロエ・ジャオ監督がその人の人生を惜しみなく切り取っているからだろう。すごい映画だ。

2位:スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム

なにって……2021年にスパイダーマン:ノー・ウェイ・ホームを見ただけだが……
この世界では2021年にスパイダーマン:ノー・ウェイ・ホームを見るのは普通のことではないのか?(やれやれ、またやってしまったようだ)

1位:レイジング・ファイア

今年はどんな年であっただろうか……と振り返ろうとする。その時、なにも思い浮かばないとしたら、それは今がピークにだからだ。今こそが2021年であり、振り返る必要がないのだ。
少なくとも自分はなにも思い浮かばない。なぜなら年末に『レイジング・ファイア』を見たからだ。今がピークであり、2021年なのだ。
2021年も色々あった気がするがなにも思い出せない。確かなのは『レイジング・ファイア』が公開し、史上最高の映画だったということだけだ。

来年へ…

まとめを書きたかったけどレイジング・ファイアを見たせいで振りかえれませんでした。よいお年を!

①レイジング・ファイア
②スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム
③ノマドランド
④Mr.ノーバディ
⑤モータルコンバット
⑥エターナルズ
⑦ザ・スーサイド・スクワッド
⑧孤狼の血 LEVEL2
⑨ラーヤと龍の王国
⑩ゴジラVSコング

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集