人類はインド映画『バンバン!』を見て幸せになれる
驚くべき新事実だが、人は幸せになることができる。
起きてる時間の大半を悲観的な空想にうつつを抜かしている類の自称リアリストは「そんなわけないだろう」と切れ味の鋭い(と自分では思っている)皮肉を交えた表現で否定してみせるだろう。だが、そういったひねくれた態度で己を守って見せても、それは薄暗い部屋の中でシャドーボクシングをしているのと変わりはない。蛍光灯の紐を殴ったところでマイク・タイソンにはなれない。それならば、ちょっと勇気を出して一歩踏み出してみるのはどうだろうか。なにも「外