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落ち着きがない子は、本当に困るのか?
生徒たちと校外学習の高炉見学に行く前に金属についての勉強と実験をしました。
今日は楽笑塾での実践noteです。
初めてみる金属の塊や、大きな工場の設備の様子などを見て・触って学んでもらえたのではないかと思います。
学年も得意科目も違う生徒たち‥元素のことを知っている子。自動車工場のことを知っている子。ゲームが大好きでインゴットのことを知っている子。
色んな子たちがごちゃ混ぜで学ぶからこそ、色んな意見が飛び交う素敵な学びの場になっていたのではないかと思います。
低い温度で燃える金属(合金はんだ)は
どうして便利なのか?
教室の廃棄待ちBOXの中にある
キーボードを見せて‥
中に入っている「基盤」に使われてるよ!
という言葉を聞くや否や、
ドライバーを持って
我先に解体を始める生徒たち(笑)
弾け飛ぶキーの様子が
楽しくなり‥
基盤探しよりも
キーを飛ばすことに夢中になりました。
一般的には、
落ち着きがなく‥
言われたことができない。
とラベルを貼られる行為なのかもしれません。
だけど、ぼくはこの子たちの
この行動力を大切にしたいと思っています。
弾け飛ぶキーを見ながら‥
AとXを付け替えても、パソコンの画面には関係なく元の通りに出るんやで
「(」を入力しても画面には「)」が表示されることもあるんやで
そんなことを伝えました。
(当初の合金はんだの話はどこかへ‥)
落ち着きがないと言われることも多いかもしれない‥
だけど、その行動力が物事の本質に近づくきっかけになる場合だってある。
得意なこと、特性は一人ひとり違う!だから、個性と言う。
知識を得るだけで満足するぐらいなら‥
落ち着きなく行動するのもいいんじゃないでしょうか?
行動なしに本質には近づけない