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日本映画「翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛を込めて〜」

主演:GACKT、二階堂ふみ、杏、片岡愛之助
2023年 116分
いしゃーしゃ的オススメ度:★★★★★
(写真=映画「翔んで埼玉」製作委員会より)

待ってました〜、壮大な茶番劇第二弾!
先日視聴したネトフリ作品のエーゲ海クルーズの旅が全くもってイマイチだったため、ここはちょっと埼玉に行ってこなければ!
ということで、久しぶりに映画館に足を運び、大画面で埼玉、そして滋賀まで足を伸ばし、豪華キャストを楽しんできた。

舞台は関東VS関西へ!

東京都民から迫害を受けていた埼玉県人は、麻実麗(GACKT演)率いる埼玉解放戦線の活躍によって自由と平和を手に入れた。麗は「日本埼玉化計画」を推し進め、埼玉県人の心をひとつにするため、越谷に海を作ることを計画。そのために必要な白浜の美しい砂を求めて和歌山へと向かう。そこで麗は、関西にもひどい地域格差や通行手形制度が存在しているのを目の当たりにする。そして大阪のめぐらせた陰謀が、やがて日本全土を巻き込む東西対決へと発展していく。

映画.comより

麗たち埼玉県人がたどり着いた関西は、大阪府知事の嘉祥寺晃(片岡愛之助演)、その妻の神戸市長(藤原紀香演)、京都市長(川﨑麻世演)に牛耳られており、ここにも通行手形が存在していた。
そこで滋賀解放戦線の桔梗魁(杏演)で出会い、知事たちの企む「日本大阪化計画」を知る。
自由を望む麗たちは果たして、その計画を阻止できるのか?

日本各地の小ネタが満載

本作を視聴する方は、私のように一昨目を面白いと感じた方であろう。あまりのくだらなさに、ここは見る人を選ぶと思うが、少なくとも埼玉VS千葉、そして東京と神奈川などをテーマとした一作目は、関東人である私にはとても楽しめた。

今回タイトルを見た時、なんで埼玉と琵琶湖が??とよくわからなかったが、本作では関西をあまりよく知らない私にも、彼の地の府県関係というのをよく知ることができたのは興味深かった。この説明があったあたりは、私だけでなく、観客席からも結構笑いが起こっていたため、皆なるほどなぁーと思ったのだろう。

他にも様々な関西に関する豆知識を得ることもできたが、驚いたのは、見たこともなかった、全く知らなかったとび太くん

関東ではあまり見た記憶がないのだが、あるのかな?飛び出し坊や「とび太くん」


本作では大活躍であるが、こんなキャラを持ち出してきて、滋賀県は琵琶湖だけではないということを教えてもらったし、和歌山県や奈良県のポジションというのもなかなか説得力があった。

そんなわけで、本作は関西人の方達にはいっそう楽しめる内容になっているのではないかと思う。

地域だけでなく、キャストもディスりまくり!

今回さらにスケールアップしたと感じたのが、キャストのディスり!関西人を代表した片岡愛之助と藤原紀香は、夫婦役で出演、しかもそれぞれのキャリアも劇中でネタとディスりの対象として出てきて笑うしかない。

豪華キャスト陣も、それぞれよくこの役のオファーを受けたなぁと感心。
また、関西各県対抗に出身芸能人もカメオ出演で担ぎ出されてきていて、出身地を知らなかった人もいて、結構笑えた。
川崎麻世も、なぜか苗字が「川崎」だから関東人かと思っていたら、関西人だったし(笑)。

観終わったらモーレツにたこ焼きが食べたくなること間違いなし!(え、私だけ?)
幸いにも、シネコンが入ってた施設のフードコートにたこ焼き屋があり、映画の半券持って行くとドリンクサービスもつくということで、しっかり食べてきました!

こちらが予告編。何度も観ちゃう(笑)。





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