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ママかお母さんか、それが問題だ。

最初は「泣いて飲んで寝る」しかできなかった赤ちゃんが、数ヶ月で自力で移動できるようになり、やがて食べられるようになり、そして話せるようになる。

話せるようになるとね、やっぱり呼ばれたいわけですよ。

自分のことを。

さて、なんて呼ばれたいか。

私の中では「お母さん」一択。

だけど、言葉らしきものを発し始めたお子に「おかあさん」という言葉はなかなかハードルが高い。

それに、やっぱり早く自分のことを子供に呼んでもらいたい。

というわけで、とりあえず「ママ」と教えることに。

「ママ」は言いやすいようで、わりとすぐに「ママ」と呼んでもらえました。

これ、嬉しかったなぁ!

「まんまか?ママか?」と区別がつかないことも多々ありましたが、正直どっちでも良くて、「どっちにしろ呼んでくれてる♡」という感じで嬉しかったです笑



そして、子供たちはどんどん成長していきます。

「ママ、ママ」と呼ばれるのはとっても嬉しいのだけど、果たしてこのままで良いのか。

大人になった時に「ママ」と呼んでいるのはどうなんだろうか。

特に男子が「ママ」と呼んでいるのは、どんなもんだろう?と思い始めます。

そして私はやっぱり「お母さん」と呼ばれたい。

お母ちゃんでもオカンでもなく、お母さんと呼ばれたい。

というわけで、「ママからお母さんに呼び方変えよう作戦」を始めました。

「もうお兄さんお姉さんになってきたから、これからはママのこと、お母さんって言おう。
ママはお母さんって呼ばれたい」

とアピールし、私は自分のことを「お母さん」と言うようにしました。

するといつの間にか、「ママ」から「お母さん」に変わっていきました。

息子が小学3、4年生の頃には「お母さん」になっていたと思います。

苦労した記憶は全くありません。



そして、大学生の娘と高校生の息子は、今も変わらず「お母さん」と呼んでいます。

息子が時々ふざけて、「お母ちゃん」とか「母ちゃん」とか言ってきますが、「私はお母さんがいーの!」といちいち主張しています笑

「なんでそんな「お母さん」がいいわけ?」

と息子に言われるのですが、正直自分でもよくわかりません。

自分も母のことを「お母さん」と呼んでいるからかなぁ。

あと、「お母さん」は無難というか。

子供たちが普段から「お母さん」と言い慣れていれば、あまり困らないんじゃないか、というのはあります。



ちなみに。

息子にLINEを見せてもらった時、私の登録名は「母上」になってました笑

母上、歓迎です笑



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