私の強みと幸運と〜ドラマ「Shrink」第2話(双極症)を観て〜
読みにきてくださって
ありがとうございます。
ドラマ「Shrink」第2話は
双極症がテーマでした。
原作の漫画「Shrink」は
第1巻から読んでいます。
七海仁さんの原作は
しっかりした取材を感じさせる
とても丁寧な内容で、
月子さんの画は軟らかく
いつも癒されています。
漫画での双極症の回は
泣きながら読みましたが
ドラマでは逆に客観的に見られました。
ドラマが進んでいくにつれ
自分がこれまで経験してきたことを
いろいろと思い出しました。
元職での経験、主治医との関係、
元職場の対応、生活訓練施設でのこと、
再就職先のこと、などなど。
なにより複数の友人から
「抗うつ剤で躁転した人の話」を
きいていたので
治療開始後の"ご陽気"な時のことも
主治医に話ができました。
そして年配の主治医は
その軽躁状態を見逃さなかった。
これが診断されるまでに平均8年かかる、
と言われる双極症を
半年弱で診断してもらえた
大きな理由だったと思います。
ありがたや。
今は比較的落ち着いているとはいえ
できなくなったことはたくさんあるし、
症状と付き合っていくために
手間のかかることは増えたし、
収入は激減したし(←1番痛い)。
それでも週3働けて
様々な制度を利用しながら
なんとか生活できている。
今までの経験から得た私の"強み"と
いろいろな"幸運"が
上手に噛み合ってくれたおかげ、と
改めて感謝する時間となりました。
それにしても
原作も素晴らしいのですが
それを丁寧に丁寧に作ってくれた
俳優さんをはじめドラマのスタッフにも
本当に感謝です。
50分弱1回という時間の中で
詰め込みすぎず、端折りすぎず
原作の空気感を大切にしてくれたことが
とても嬉しかったです。
ありがとうございました。
次のシリーズには
「大人の発達障害」と「障害者雇用」を
リクエストしたいです。
(と、シリーズ化を期待する奴)
最後まで読んでくださって
ありがとうございます。
またお目にかかれますように。
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