「NIKKOR Z 40mm f/2」のレビューというか使用感と作例!追記→C101にて「Z40/2はいいぞ合同誌」出ます!
ご挨拶
こんばんはこんにちは、カメラマンをやっています、isasakaです。
関西や東海地方を中心に撮影依頼を請けたり、写真集の販売もしています!isasakaです。そしてこの度!NIKKOR Z 40mm f/2を購入しました!isasakaです!!(やかましい)
C101にて「Z40/2はいいぞ合同誌」が出ます!
※2022/11/17追記
C101ことコミックマーケット101にて、カメラバカにつける薬の飯田ともき先生。カメラ系同人誌といえばこの人!ありま秀丞さん。知る人ぞ知るレンズマニア、あざら茂夫さんとわたしの4人で本を頒布致します!
会場に来れない方のために11/27いっぱいまで通販にて受注も致します!
気になる方はこちらの予約ページにて詳細をご覧ください!
はじめに
レビュー!!開封場面!!レンズ構成や収差の癖!!ビルドクオリティ!!MTF曲線!!何かチャートの撮影!!そんなもん知らん!!
マニアとかそっちの人がやってくれるでしょう!!そっち見て!!
だって私はいい感じに写ればそれでいいんです!!
誰かが出してきた数値より自分の目で見た写真の出来栄えで判断したい!!
つまり、この記事は私が早速ウキウキでこのレンズを使用して、このレンズはアリかどうか!私基準で判断する!そんな記事です!そんなレビューというか感想の記事があっても良いでしょう!それではレッツゴーです!
お出かけのその前にフード問題
レッツゴーと言いましたが、このレンズ、専用フードがありません。
保護的にフードを付ける派の私には困った問題です。
そこでニコンの純正保護フィルター、ニュートラルカラーNC 52mmと、廃盤になってしまいましたがねじ込み式フード、HN-1~3を持っているので、ひとまずそれを付けてみました。
一枚目でも良い気もしますが、浅すぎてレンズ(保護フィルター)を触ってしまうので、結果は「HN-2」が丁度良いかと思うのでそれで出かけます!次こそ本当にレッツゴーです!
まず本当に小型軽量!
写真を見たいのも分かります!
でも一応レビューだし、ここだけ先に書かせて!!
いつもNikon Z 6にNIKKOR Z 50mm f/1.2 Sをつけて、もしくはNikon D750にNIKKOR Ai 50mm f/1.2Sをつけている私です。手に入れる前から感じていたこの予感!そうです!とっても軽いです!
これは私のようなか弱い人間でも一日振り回しても腕がプルプルしません!と思います!
これこそ当初、ユーザーがミラーレスカメラに期待した進化!小型軽量!ではないでしょうか!Nikon Z 50やNikon Z fcにもきっとお似合いです!
試しにNikon F2と、(一応パンケーキと言える?)Nikkor Ai 50mm f/1.8Sと比較してみましょう!
おぉ!?これは結構いい感じじゃないですか!?
マウント分レンズ太いですけど!そこそこ小さい!
そもそも普段がZ 50mm f/1.2 Sなんですからだいたい小さくて軽いんですよ!!!!いいじゃないか!!!!!
早速写真を見ましょう!
何よりも重要です!写真を見ながら感想を書いていって、最後に多めに写真を載せますね!謎の数値に惑わされず、私の感想にも惑わされず、自分の感じた印象で購入するか決めてくれ!!!!(ニコンの人ではないです)
ピント面
等倍鑑賞にも耐えうるシャープネス!開放でもシャープ!シャープ!
やかましいわ!
拡大して文字が読める!じゃないよ!スパイか!
いや技術の進歩は良いのですが、私が普段の写真に求める性能はそこではありません。
ちょっとふんわりしていても別にいいんですよ。それこそ3万円くらいのレンズなんですし、SNSはもちろん展示プリントでもそんなシャープに写したところで何なんだと感じる私なので、開放はふんわりしていても何ら問題ないです。そう、ちょっとふんわりしてます!上記の写真を拡大してみましょう~!また、他の写真もご覧ください!
こんな感じです、全て開放、ですが最後の写真でも分かるように、毛の一本一本はふんわりですが描写されています。これは楽しい!わたしはこの描写が大好き!苦手な人とここで意見が分かれそうですね~!
でも全体像で見ると特にそんなことも感じない不思議。でもドぎつくカリッカリではないのでとても自然に見えます。2枚目とか全然良くないですか。
このレンズ、3万ですよ。300万ではありません。
ただ最後の最短での画像の周辺!これ!ダメな方は完全にアウトでしょう。
まぁ理解して撮れば防げます。でも私はというとこういう癖のあるのが好きなんですよね。撮ってて楽しいです。ニヤニヤしてしまいます。
最短撮影距離
という事で最短撮影距離はなんと0.29m!!です!!寄れるレンズは便利でストレスなく使えていいぞ!!40mmなので、懐石料理みたいなものでなければテーブルフォトでもストレスなく使えるでしょう!コンパクトなカメラでパッと撮影していただきます!は最高ですね!
最短でもピント面と距離が離れていると、さっきの周辺の様な描写は出ないようです。出てもいいのにな~!
ボケ具合
開放F値がF2ということで、ちょっと控えめかもしれませんが実際のところF2って結構ボケます。普段のF1.2に比べるとそれはもちろん量では劣りますが、大三元と言われるF2.8のズームでもたいがいボケますからね。
で、今回Z 40mm f/2の作例写真を見た時にビビッと来たのが背景の玉ボケでした。素晴らしく綺麗。木と青空バックに写せば優勝できそうです!
ただ、本日10/1、台風の影響か天候が優れませんでした。のでひとまずこのような写真を。二枚目はサンプルの様に隅でも口径食が感じられませんね。
一枚目はたまに変なのがありますが多分葉っぱのせいでしょう。
夜にでも、また追加で玉ボケの目立つ写真をアップできればと思います。
追記:玉ボケ写真
AF速度や精度
これはまだ色々試してみたいところですが、自転車で進みながらすれ違ったカラスを撮ってみました(人が周りに居なくても危ないのでやめようね)
バッチリ来てるので私の用途、ポートレートやスナップでは必要十分ではないでしょうか。どうなんだ。いやでもこれは速いでしょ。それに40mmでそんな爆速AFじゃないとダメな事そんなにいっぱいある?という事でとても優秀ではと思います。
コントロールリング
これは毎度の事ですがMF出来るようにしています。
リングを回す感触は悪くないでしょう。重すぎず、遊びもなく、MFにしてスナップしても楽しそうです!
防塵・防滴
ニコンが防塵・防滴に配慮した、と書いていればまぁ大丈夫でしょう。
雨の日にも気にせず使う予定です。使った後はちゃんと乾燥させましょうね。
40mmという焦点距離
普段50mmがメインの私ですが、35mmも好きなので特に違和感なく使えます。50mmと比べたお話をすると中途半端という意見もありそうですが、スナップや散歩のお供に最適ではないでしょうか。ちょっと引くのが数歩少なくなったり、50mmの気持ちでノーファインダーで撮影するとまずフレームアウトすることは無いでしょう。
ちょっと広い・けど寄れる、で5m以内くらいの被写体に関しては不便さはなく、手元の写真は簡単に撮影出来、建物や風景は少しダイナミックに撮影できると思います。
ただ、無限遠でひらけた風景を撮る時に関しては、10mmの差をとても実感するのではないでしょうか。
また、Nikon Z 50やNikon Z fcのDXフォーマット(APS-Cです)につければ中望遠の開放が優しい描写のレンズという事になるので、ポートレートに最適かもしれません。玉ボケも綺麗ですしね。
総評の様なもの
を書くにはまだ早いですが(後日追記すると思います)、ちょっと使った感想としては私好みのレンズかなと。ユーザーが求めていた、これから求められるものが出てきたのでは~と思います。
きっとこれからZマウント機を買う選択をされた方。とりわけ初心者の方には初めての明るい単焦点として。
ベテランの方にはちょっと肩の力を抜くときの遊び甲斐のあるレンズ、または私の様にZ 50mm f/1.2 Sのサブとしてポケットに放り込んでおく(には大きいかもですが)そんな色んな用途に対応できるのではと思います。
初心者さんは40mmを買えば35mmと50mmを買おうかなという悩みも当分回避されるでしょうし、DXフォーマットの方はキットレンズとこのレンズで十分楽しむ事が出来ると思います。
何より小型・軽量・そして安い!レンズはどんな層にも喜ばれるレンズに違いありません!
もちろん性能あってこそですが!私の所有しているNIKKOR Zレンズは、どれもお値段は高くても、それ以上の性能で驚かせて、喜ばせてくれています!
私の様に重さなど気にせず、毎日大きなカメラ・レンズを持ち歩く人も多いとは思いますが、描写は最高!(そのレンズ、Z 50mm f/1.2 Sの記事はこちら)でも重くて持ち出さないカメラ・レンズより、軽くていつも持ち歩いて思い出を残せるカメラ・レンズの方がよっぽど重要ではないでしょうか。私はいつもそんな風に思っています。
と、取り急ぎ。楽しいレンズだったので勢いで書いてしまいました。
購入する方はほぼ予約済だと思いますが、迷っている方、これからこのレンズを知った方の参考になれば幸いです。私はこのレンズ、好きです。
(10/3追記)
晴れていてもしっとりとした描写をするようです。色ノリのせいもあるのでしょうか、下記の最後の方の写真は被写体もですがその場の緑の匂いがしそうですね。気のせいか?私だけか?
あとはやはり軽いというのはそれだけで、移動距離が増えやすく、試しにカメラを構える頻度も増えるように思います。結果シャッターを多く切る。のではないでしょうか。それは思い出が増える事に直結します。
写りの外野、ライフワークにも影響するかもしれないレンズですね!
ではひとまず先ほど撮った写真を。10/3の日付が変わる頃には夜の写真等追記できればと思っています。
良ければまた見に来て下さいね!ではでは。