数字で読み解くWBC侍ジャパン【吉田正尚・タイプ8】
野球ド素人のわたしが見ていても「この人すごい!」とわかるほど、WBCで活躍していた吉田正尚選手。白い歯が印象的で、画面では割とポーカーフェイスに写っていたように思いますが、実はこんな人です。
『子供がそのまま大人になった、華のある人』
【タイプ8】行動型/慎重派/男性的
基本的にムードメーカー、お調子者気質で、自分の調子が悪くとも、周りを盛り上げようと献身的に努めます。人生のモットーはギブ&テイク!自分だけ得するというのは好まず、関わる相手とは常にwin winでありたいと思っています。根っからの負けず嫌いで、どんな相手でも果敢に競争を挑む傾向があります。生存競争では粘り強く勝ち抜いていきます。無駄な行動を避け、好き嫌いがはっきりしています。初対面の相手は「目」を見て判断するため、話す際は観察的になり、目を逸らすことはしません。(すぐに信用してしまう面もあり)裏表がなくさっぱりとした性格をしています。自分の感情は顔に出やすいです。
給料UPの直談判をするのは【タイプ8】
正々堂々、ギブ&テイクが信条なので、「これだけやっているのだから、これぐらいください」という給料UPの交渉をしてくるのは、大抵【タイプ8】の人たちです。逆を言えば、狡賢く手を抜いたりはせずに、もらっている金額に見合う仕事はこなそうとします。情に訴えて仕事をしてもらおうとしてもNG。その仕事の利益やマイナス部分をしっかり説明する必要があります。ライバルが現れると、俄然、出世競争に燃えます。何事においても研究熱心で、人並外れた努力家。社会的なアピールに長けていて、カリスマ性があります。組織づくりや、人の運用が得意です。結論を先に欲しがり、目先のものを追う傾向があります。スタートダッシュが早く、仕事の飲み込みも早いです。何でもすぐに上達して、短期決戦に強みを見せます。モチベーションが3日、最長でも1週間程度しか持たないので、長期的な目標や指示を与えても力を発揮しません。根気良く続けられるように、短いスパンで達成感がある環境を整えるのが成功の鍵です。
お小遣い制度は吉
華があり、組織の中では中心的な存在になりやすいです。ただし思ったことをすべて口にするので、軋轢を生むこともしばしば。『口は災いの元』とはこの人たちのためにある言葉です。【タイプ8】の政治家は失言で失脚することが多いです。(麻生太郎氏など)【タイプ8】の人たちの悩みに、“短気で時々怒りのコントールがうまくいかなくなる“というのがあります。普段はユーモアがあり明るいのですが、瞬間湯沸かし器のように、突然カッチーーン!と怒りが頂点に達する場面があります。
お金があっても普段は贅沢せずに、ここぞという際にバーンと大きく使う傾向があります。財テクにも長けています。子育てにおいて「お金儲け」について話すことに躊躇することがあるかと思いますが、【タイプ8】のお子さまに対しては“お小遣い制“の導入はとても良いです。子供のやる気に直結しますし、ギブ&テイクの精神に沿ったシステムなので受け入れやすいです。そもそもお金儲けは悪ではありませんしね。きちんと貯金できますし、与えすぎてお金の感覚が狂う心配はありません。対価という感覚を幼いころからきちんと受け取れるので、【タイプ8】のお子さまには、おすすめしています。一方通行な行為に感じてしまうため、ボランティアなどは率先して行いません。
あの人がお金をばら撒く理由
以前、前澤友作氏が、募集を募って必要とする人に対してお金をあげていました。連日のニュースで「ばら撒き」を避難する声などありましたが、わたしは「やっぱり【タイプ8】だな」と思って見ていました。自分だけが得している、というのが心理的に心地よくないのです。誰かに還元したい。相手にも勝ってほしい、と思っているのです。ちなみに【タイプ8】の人間は、上記でも書いたように「目」を見て人を判断するので、目力の強い、目の大きい人を好む傾向にあります。余談でした。
侍ジャパン内では
・高橋宏斗選手
・山川穂高選手
が同じ【タイプ8】でした。
このように、部下やチームの人間が、どのような気質を持っているかを知っておくことは、仕事の生産性においてかなり重要となります。イーサは統計学を利用した独自のマネジメント理論で、適材適所の人事、組織力を最大に引き出すチーム構成や、足りない人材の確実な採用など、人にまつわる経営者の悩みを一緒に解決していきいます。
『数字で読み解くWBC侍ジャパン』次回につづく。
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