成熟した人格者になろう#2
みゆみゆです🕊第2回目のゴールは↓
「自分の人生の当事者になること」
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今日の最初は
「タラントのたとえ話」 / 聖書
お金持ちの主人が、旅に出かける前に3人のしもべにお金を預けます。
一人には5タラント
もう一人には2タラント
もう一人には1タラント
それぞれ性格も経験値も違うしもべですが、主人は、3人なら各々うまくお金を使うことが出来ると信頼してとても長い旅に出かけます。
5タラント預かったしもべさんは新しい商売を始め、さらに5タラント増やしました。そして2タラント預かったしもべちゃんも、さらに2タラント儲けました。
帰ってきた主人は、
二人の努力をとても喜んで
「よくやった忠実なしもべよ、あなたはわずかなものに忠実であったから、多くのものを任せよう。」と言います。
(ちなみに1タラントを日本円にするなら約6000万円です。これがわずかに感じる主人、お金持ちすぎる。笑)
しかし1タラントを預かったしもべくんは、、、それを土の中に埋めて隠していたのでした。
そのことを知った主人は、「怠け者のしもべだ、せめて銀行に預ければ利息と一緒に返ってきただろうに。その1タラントを彼から取り上げて10タラント持っているものに与えよ。」と言ったのでした。_______________________________
私が大好きな番組で、アメリカンズゴットタレントというオーディション番組がありますが、聖書に出てくる「タラント(talanton)」はタレントの語源になったギリシャ語で、「才能、賜物」と言い換えられます。
わたしたちは、このたとえ話から色々な教訓を得ることができますが私がいつも考えるのは↓
今回1タラント預かったしもべくんが(5タラント)預かっていたとしても同じように土に埋めるのではないかということ。
1タラントを預けられたしもべくんはどんな気持ちで土に埋めたのでしょうか🤔
1タラントしかない自分なんかどうせ。と自信を無くしたかもしれないし、過去の経験から失敗を恐れたのかもしれません。5タラントあればなぁと呟いたでしょうか。なぜ自分は彼らより少ないんだと怒ったかもしれません。
世の中でも、あの人は才能があるから。あの人は周りに恵まれているから。と自分と他人を比較して羨む声はよく聞きます。自分もあの子のような顔が欲しい、もっとお金持ちだったら、もっと幼少期の家庭環境がよかったら....と考えたらキリがないですが、私たちは本当にそれが欲しいのでしょうか?
何かを欲しいと感じる時、それが本物の願いなのか、それとも妬みから出ているのか見極める必要があります。本物の願いは、達成された後も喜びが長く続きます。妬みから出たものはただの欲で、人と比べて欲しかっただけで長く続く満足は得られません。もっと欲しくなるだけです。
あの子が持っているから。という理由で欲しくなるのは幼少期あるあるかもしれません。
自分の子どもが、あれも!これも!となった時に「自分のおこづかいの範囲内なら買えるよ」など適切な制限を与え、もし金額が足りないなら買ってあげるのではなく、子どもの思いに寄り添い、どうやって願いを達成できるかを一緒に考えることが出来たらどれだけ素晴らしいだろうと思います。
成熟した大人は、欲しいものを手に入れるためには自分で努力しなければならないことを知っています。そういう人が自分の能力、所有物、スキルを見て、不充分だと悲しむことは良いことです。足りないと思うことが動機となってゴールを目指して前進できます。
逆に、妬(ねた)みに支配されている人は、自分はなんでも与えられて当然だと思っています。自分に与えられているものに感謝したり、責任を持って管理することができないので、自分が''持っていないもの''に心を支配されます。主人はタラントが増えなかったという結果ではなく、増やそうとしなかった過程や姿勢を叱りました。
妬むものはもっと欲しがるけれど、わずかしか与えられません。
わずかなものに忠実に感謝して歩むなら、さらに多くを与えられます。
わずかなものに忠実であるとは?
言い換えれば、自分で、自分の持ち物の管理者になるということ。
前回のnoteでは、主語を「わたし」にすることについて話しましたが、自分の人生に当事者として関わるのは案外難しいです。
才能や願いだけでなく、感情も、態度も、行動も、選択も、限界も、価値観も、愛情も、適切に管理し成長させていかなければなりません。
そして、その責任を負えるのはあなただけ。他の誰かにあなたの人生を管理してもらうことはできません。
都合の良い時だけ正義を振りかざすような人ではなく、目の前の事実に対して「これを行なったのは私であり、その責任は自分にある」と認められる人こそ、本当に責任感のある成熟した大人。 私も神様からもらった人生や、タラントの管理者として責任と自覚をもって行動して、帰ってきた主人に「よくやった良い忠実なしもべよ」と言ってもらいたいな!
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参考:ヘンリー・クラウド、ジョン・タウンゼント,境界線〜バウンダリーズ〜[聖書に学ぶ子育てコーチング][恋愛で成長する人、傷つく人]など