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ワーママのしんどさは、いつか必ず報われる

人生の伏線を、今ちょっとだけ回収している。
最近になって、過去のしんどい思いが「報われる」ような出来事が起きるようになった。

数年前、働き方に悩んだ時期には想像もつかなかった。
もうだめだ!という日、深夜にオフィスで大泣きした。みじめで、腹が立って、なんと34歳にして大泣きしてしまった。大変に恥ずかしい。

あの時の私は間違いなく未熟だった。自分の仕事が回らないことを、理解の無い上司のせいだと真剣に思っていた。

なんで私ばっかり
とか
誰も分かってくれない
とか
こんなに家庭をないがしろにしてまで、仕事をする意味があるんだろうか
とか
疲弊したぐちゃぐちゃな頭で考えて、「もうやめよう」と思った。
2017年、大好きな会社の、大好きだった仕事をやめた。あの時の気持ちは一生忘れないと思う。

それから約3年半が経ち、2度の転職を経て、昨日コドモンさんと共催でこんなセミナーを開催した。

かつては紛糾していた私が、こんな機会をいただけるなんて、未来は本当にわからない。セミナーは座談会形式で、大枠の質問が決まっている以外は、チャットから届く質問にも答えていく。

想定外だったのは、質問やコメントがひっきりなしに届くこと。質問が無かったらどうしようね、と事前に話していたのは何だったんだろうというくらい、止まらないチャット。本当にありがたかった。

「自分が周りから助けてもらうばかりで、返せていないのがつらいです」
「周りにワーママが居ないので、孤独を感じています」
「持ち帰りの業務量が多いのですが、みなさんどうしていますか」
「営業の仕事は両立が難しく、事務職への異動を考えています」
「私も」
「私も」…

どの言葉も生々しく、共感を超えて、胸に突き刺さるようだった。こんなにも、「成果を出したいのに出せない」と苦しんでいる人がいるんだと、手の平がじんわり熱くなった。ただ産前と同じように働き続けることが、どうしてこんなに難しいんだろう。

開催時間が随分と伸びてしまい、ご参加頂いた方にはご迷惑をおかけして申し訳なかったけれど、アンケートの回答で涙が出るような嬉しい言葉を数多く頂いた。届けたい人に届いたという実感があり、それが何よりも嬉しかった。



過去の自分に似た人に届けたくて、このnoteを書き始めた。オンライン営業やインサイドセールス、在宅勤務という働き方を知って、「工夫すればワーママでも成果を出せる、もっと仕事を楽しめるはず」と発信できるようになった。

noteを書き始めたら、社内外から感想を頂けるようになり、ご縁があって今回のウェビナーも実現した。元を辿れば、すべてあの苦しい期間がなければ、起こり得なかったことだ。

苦しければ苦しいほど、「そんなこともあったな」という単なる思い出ではなくて、「だから私はこうしよう」という揺るぎない信念や行動になる。自分が感じた「不」を解消する自由が、私達にはある。

あの時には戻りたくないけど、あの時があって良かった。
ワーママのしんどさは、いつか必ず報われる。

#私の仕事 #働き方 #インサイドセールス #ワーママ #ベルフェイス #noteでよかったこと


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