【転職物語①(薬剤師)】入社4時間で退社
こんにちは医療系人材紹介プーさんです。
今回は私が関わった多くの方々の転職物語第1回を書いていきます。内容を語るだけではなく、対処法などもお伝えしますので、少しでもお役にに立てば嬉しいです。
最速退社記録!?入社4時間で退職!!
Aさんより転職の相談をいただき、ご希望に沿って求人案内を進めていました。
希望条件がかなり細かく、優先順位を整理すると
①通勤時間は自宅から片道30分以内
②時短勤務希望
③職場の雰囲気(女性の上司はいない)
上記3つを主軸として探す事になりました。
何とか候補先が2つ見つかり、それぞれ面接に進む事になりました。
その間にも各求人に対して毎日の様に質問メールが来て、大袈裟ではなく小出しに小出しに来た100件以上の質問に答えたと思います。
最初にお会いした時からかなり慎重な方で、不安をお持ちの印象はあったのですが、不安が極度に強い方は同僚の性格や雰囲気にかなり影響されます。
そのため、職場見学の場もセッティングしていただき、職員とお話しする時間もあってAさんも安心できたといって、入職を決意していただきました。
私も無事に決まって良かったなと思い、様々な協力をいただいた会社さまにも感謝の気持ちで一杯でした。
それから1ヶ月後、今日はAさんの勤務初日です。会社に連絡してAさんが無事に出勤されていることを確認します。頑張って長く続いて欲しいな・・・そう思いながらお昼にコーヒーを飲んでいた時、電話が鳴ります。
プー「お世話になっています。社長いかがいたしました?」
社長「いや実はAさんが辞めるといってお昼休みのタイミングで勝手に帰ってしまった・・・」
プー「・・・(思考停止)・・・えーーーっ。えっ。何故ですか!?」
社長「入社前に説明していた服装の件で少し注意というか、ルールを改めて説明したら、私聞いていません。もうやめますといって帰ってしまった。」
プー「(思考停止)・・・」
社長に謝罪してすぐにAさんに連絡を入れます。
Aさん「もしもし〜(めっちゃ普通)」
プー「あの、退職を申し出て帰られたと聞きましたが・・・」
Aさん「はいっ。聞いていたのと違うことがあったので、働けませんでした!!」
プー「服装の件は事前に伝えていたと思いますが・・・」
Aさん「聞いていましたが、そこまで細かく聞いていません。」
プー「流石に入社日に退社は先方様も困ります。しかし、もう勤務される気持ちはありませんか?」
Aさん「ありません!!」
色々説明、お話をしても決意は固く、
プー「そうですか・・・わかりました。私から社長に相談してまたご連絡します。」
Aさん「わかりました。あっ、今日の4時間分の給与は時間で割って振り込む様にお願いしますね。」
そうして私の紹介史上最短の退職者が産まれたのでした。
まとめ
念入りに準備して入職していただいたとしても、ここを気にするのか!と人によって重要なポイント違います。転職希望者はエージェントを利用する際に希望条件を書き出して、優先順位を上から事前に3つ伝えて、細かい希望でこれだけは外せないというポイントを伝えると、スムーズに進むのでおすすめです。エージェントの動きもよくなります。Aさんもうまくエージェントを使って進めていましたが、逆に事前に質問確認をしすぎて、少しのズレに違和感を覚えてしまいやすくなっていたのだと思います。
転職時に質問は大切で絶対にした方が良いのですが、今回みたいにしすぎると会社側も人間性に?となる事もありますで、まとめて質問は出すなどが効果的で良いと思います。
次回は本気度が伝わった結果、転職大成功!!のお話をします。
余談
最近、ハマっている自転車ですがサドルが硬くってお尻がすぐ痛くなります。カバーを購入しましたがあまり効果を感じられず、何かいい方法はかなぁと模索中です。