暴力と自己嫌悪?もっと光を。

明け方。いつもひどくお腹が空いている。それに喉も乾いてる。変な時間に寝て起きてしているので睡眠リズムがすっかりおかしい。朝寝て夕方まで寝たり、その後また寝てしまったり。なんだか最近寝てばかりだ。その割に寝不足な感じがする。変だ。

暴力に塗れている感じがした。私の中も、外も、見えるもの聴こえるものみんな。いろんなものが矢になって身体中に突き刺さってくる。だから薬でぼやけさせる。大して効かない薬。これを飲むと空想できなくなる。欲も感情もあんまり湧かなくなる。かぐや姫が月へ帰る時に着せられる羽衣みたいに。

時系列関係なしに過去の記憶がランダム再生される。毎日引きこもって寝たりしているだけなので、記憶に残るほどの出来事なんてほとんどないのだが。

外ではノイズキャンセリングのイヤホンをほぼ外さない。常に音楽を流しっぱなしなのでもしかしたらもう聴力はヤバいかもしれない。聴くのはいつもあのバンド。

横断歩道を渡る。精神科へ向かう道。「全部暴力だろ」その言葉に私は心の中で頷く。カウンセリングを受ける。特になんにもならない。先生は優しいし親身になってくれるけど、何かが進展するとかはない。私は少しずつ、自分の中の何かが萎れていくのを感じていた。

先生は私が自己嫌悪をしているというけれど、私はそんな感覚はなかった。むしろ私はナルシストで、傲慢で、わがままじゃないか?その上自分のことを結構かわいいと思っている。どこが自己嫌悪なんだ?確かに私は私のことをゴミだと思っているけれど、それはただの事実であって、嫌悪とかじゃないんだ。

帰りにエアコンの効きすぎてるいつもの店でヨーグルトとゼリーとお菓子とジュースを買った。迷ったけれど、ちょっといいお茶っ葉も買った。でもほとんどいつも麦茶しか飲まない。

ブックオフに寄って、いつも通り欲しいものがないことを確かめて、電器屋で車が買えそうな値段のクソ高イヤホンを拝んだ後(買えるはずもない)満員電車に乗って帰宅する。

病院とか、どうしても買いたいものがある時とかしか外には出ない。だいぶ引きこもりだが、なぜかむしろ痩せた。太りたくてもっと食べなくちゃと思っているが、うまくいかない。

人間が嫌いだ。社会のことも嫌いだ。

自分の俗っぽい感情、醜い欲、それは薬を飲んでも消せなくて、私は自分のことを汚いと思っている。でもそれはただの事実だし、やっぱり嫌悪とは違うんじゃないんだろうか。

何かの純粋さに殺されたい。綺麗なものだけ見ていたい。こんな汚い私なんか塗り潰してしまうくらい、成仏させてしまうくらい、純粋なものが見たい。光がみたい。もっと光を。

それがないなら。作るしかないんだろうか?

どうやって?

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