現場で遭遇するプロジェクトの悩みと解決法をケーススタディを通じて解説する、技術活用プロジェクトの実践トレーニング本を発刊しました!
本作は、データ分析/AIのようなデジタル技術の開発に軸足を置きつつも、
つくることだけでなく「実際に現場で使われる」ものにするための「プロジェクトのすすめ方」にも視野を広げる内容となっております。
これまで秀和システムより発刊させて頂いてきた
「Python 実践データ分析100本ノックシリーズ」の内容を、
個人の技術力向上に留まるのではなく、プロジェクトにおいてチームで活かすことへ繋げることの重要性をひしひしと感じる中で、
Iroribiとしても、これまでより俯瞰した視点を取り入れた技術書が出来ないかと取り組んだものです。
技術力だけでなく、プロジェクト推進力にも視野を広げたことで、これまでデジタル技術に不慣れだった読者の方も、自分の業務にあてはめながら読み進めることができるようにも工夫しました。
また、技術面については実際のプロジェクト内で陥りやすい失敗例なども含めて、より実践的なAI構築、設計、データの精査の方針と方法等をご紹介しています。
ケーススタディーでは需要予測AIや画像認識AIなど、実際に使われる業種が多そうで、かつ、技術そのものよりも、結果をどう考察し活用するべきかがミソである、ケースバイケースなテーマを選定したつもりです。
これはなかなか、一般的な技術書ではカバーできない部分を書くことができていると思います。
本書の目次
今、社会ではデータ活用の推進がすすめられていますが、それと同時に「デジタル人材の不足」もいわれるようになりました。
デジタル人材の不足とはなにか?
私たちとしてそういった課題に対する答えにもなる書籍になっています。
実際に、株式会社Iroribiではデータ分析未経験者の採用をしていますが、どの方もこれまで十分に力を発揮してくださっています。
そして、私たちが目指す「共創」では、クライアントと受託という垣根も超えていこうとしています。
プロジェクト開始時は私たちが開発のリードをとることが多いですが、次第にプロジェクトが運用へ進むにつれて、しっかりとクライアント企業にデジタル人材が育つことにもサポートをしています。
しっかりした分析基盤ができても、それを扱える人材が社内にいないままではデジタル化が完了したとはいい難い状況のままになってしまいます。
そういった課題に向き合ってきたからこそ、この書籍を書くことができました。
これまでデータ分析やAIに触れてこなかったビジネスマンが、デジタル人材として活躍する助けにもなるし
これまで現場でシステム開発を中心に経験を積んできたエンジニアが、これからの「正解のない」開発現場でリードする助けにもなる
そういった一冊に仕上げたつもりです。
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