人間動物園
こんなこと言うと不謹慎と思われるかもしれないが、私はある意味会社の組織とか社会を「人間動物園」と捉えている。
動物園
ゾウがいて、キリン、ペンギン、ライオン、ゴリラ、サイ、、、たくさんの種類の動物がいたほうがやはり楽しいし、刺激が多い。
私の根本の考え方は「みんなちがってみんないい」(金子みすゞ)
それぞれ個性があって、それぞれのチャームポイントがあって、不得意があって、鳴き声がある。
それが一番いいと思っている。
周りと違うことが個の魅力。
さらに留学時代によく感じたことだが、とがった個の集まりとそこでの摩擦こそ学びの場だと思っている。
他人との違いを認め、笑って受け止めている人を私はいつも尊敬する。
動物も個を尊重するため、安全・秩序を守るため、管理のため、檻に入れられている。それも種類によってその檻の広さ、頑丈さ、周辺環境は異なる。
ここから人間の世界に戻って会社の組織と関係付けてみる。
よかったら自分の属しているチームを思いながら考えてみてください。
マネジャー用問いかけ
★ (檻の広さ)チームメンバーに対してConfortableでややUnconfortableな広さを確保してあげられているだろうか。窮屈に?放任を通り越して放置?していないだろうか。
★ (檻の頑丈さ)あまりに規律を厳しく?もしくは逆に妥協しすぎていないだろうか。
★ (周辺環境)いつも同じ景色ばかり見せていないだろうか。たまにチームから抜けた世界を見せたり、もしくは既存チームから観える景色の整備ができているだろうか。仲間の存在も気づかせてあげられているだろうか。
チームメンバー用問いかけ
★ (檻の広さ)マネジャーに対して自分の掲げているチャレンジを伝えられているだろうか。自分のチャンスを広げるための交渉をしているだろうか。
★ (檻の頑丈さ)自分で勝手に限界を作っていないだろうか。またはあまりに言い加減な自分を許していないだろうか。
★ (周辺環境)常に景色は変わらないと思い込んでいないだろうか。周りの仲間に感謝を伝えられているだろうか。
終わりに
組織を「人間動物園」に当てはめると様々な点が浮き彫りになってきます。
もしよかったらイメージしてみてください。
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