【マネジメント】ヒューマンウェアを変える!
こんばんは、あんぼです。
ソフトウェア、ハードウェア、ヒューマンウェアを変える!
これは「鯨を釣る男(by 富田昭次)」に書いてある
主人公ホテリエのマイク近藤が宮崎シーガイア(現フェニックス・シーガイヤ・リゾート)改革を始めた際に打ち出したマニフェスト。
ちなみにこの「鯨を釣る男」というタイトルは、2001年にマイク近藤氏が現ソフトバンクホークスと大型専属契約を結んだときに、当時オーナーのアメリカ投資会社リップルウッド・ホールディングス社長から「お前は鯨を釣る男だ」と言われたのが由来。
ホテル業界をご存じの方は宮崎シーガイアの巨額の赤字を返済し、黒字転換させた歴史に興奮を覚えるだろう。
その立役者の一人。
32歳で亡くなられたが、”人”という財産を残された。
業界内にいるので、当時デスクの近くにいらっしゃった方と実際話すと「いつ寝てるのかな?」と思っていたそうです。
さてマイクがどうヒューマンウェアを変革していったのか。
★ 意識を変える ・「フロントデスクは舞台」
★ 褒める ・口癖が「Good Job!」
★ 誰よりも働く
★ 所作からストーリーを持たせる
★ 質問攻め ・基本的なことも訊いてみる
★ 変化に気づく ・容姿も体調も
★ ライバルを包み込む ・認める部分を明確に認める
★ 見せ方にこだわる
★ 話させる ・ジョイフル(ファミレス)ミーティング
★ 妥協しない ・厳しいマイクチェック
上記は一部だが、プロフェッショナルに一人一人と向き合い、動機付けをある種楽しんでいるようにも読めた。
会社の変革は、ソフトウェア、ハードウェアに意識が行きがちだが、それらを動かすヒューマンウェアが優先されるべきかもしれない。
マネジメントの参考になる書だった。