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【読書記録】頭がよくなる逆説の思考術

Irokaさんです。
2回連続の読書記録です。バランス悪くてすみません。

頭がよくなる逆説の思考術 白取春彦著

読書記録

以前に読んだ「頭のよくなる」シリーズの2作目です。

逆説の思考術、とありますが、この【逆説】ってよく聞くしなんとなく使うけど、結局なに?

ということで調べました。

逆説 とは
真理(結論)と反対なことを言っているようで、よく考えると一種の真理(結論と同じこと)を言い表している説。例、「負けるが勝ち」の類。

Oxford Languages and Google

んー。ちょっと難しい言い回し。。

一見正しくなさそうで実は確からしい。みたいなことかも。
確かに本書の見出しも【人生を壊す】など、え?それってどういうことなの?というような表現が並んでいるので納得。

逆説的に考えることは、固定概念を覆し安定から脱すること。
それはつまり、新しいアイデアやクリエイティブな思考にいい影響を与えるということだと思います。 

本書では【普通こうである】という考え方を打破していくヒントが数ページずつのコラムのような形で掲載されています。

わたしのこころに残ったのは
多くの選択肢があること=自由、ではない。というところ。たくさんある選択肢は、すでにそこにあるものということ。

本当に自由と言えるのは、その沢山の選択肢にはないものを自分で創ることにあるのではないかという文章に、刺激を受けました。

選べることが自由であるとよく言われるなかで、これはまさに逆説の考え方だと思いました。

他にも、

人生は不安定なもので、悩むことも当然である。
そう割り切るほど、人生は楽になる。
という記載も痛快でした。

安定を手に入れよう!〇〇すれば悩みが消える!
というよくある自己啓発とは真逆の主張です。

人生においては、どれだけ対策してもコントロールできないことは起きるし、予定通りには進まないもの。

それなら最初から不安定であるもので、抱えている悩みすらも解決しようと頑張っている過程と捉えてしまったほうが、よっぽど精神衛生上よさそうです。

ということで、この本からもたくさん学びがありました。
何かがうまくいかなくなったり、悩みごとがあるたびに取り出したい一冊になりました。

さて、今日の読書記録はここまで。

今日もお読みいただきありがとうございました。

iroka.

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