環境による紅茶の味わいの変化について🫖✨
みなさんこんにちは!紅茶紳士のいろはです。
先日、同じ産地の紅茶を飲み比べる機会がありました。
どれも日本の紅茶で、産地は同じ。
①赤土で栽培 雨の日に収穫
②赤土で栽培 晴れの日に収穫
③黒土で栽培 晴れ日に収穫
この3つの茶葉を飲み比べました。
一般的には赤土は栄養が少なく、肥沃な土地とは言えないですが、これが逆に紅茶栽培には適しているということがおもしろいです。
たおいしいおいしくないは個人の好みも大きいですから、黒土でつくった紅茶がおいしいという方ももちろんたくさんいらっしゃると思います。
ただ、この3つを飲み比べてみると明確に違いがでておりとても興味深い結果となりました。
①赤土 雨
なんだかベビースターラーメンのような香りがしました…😂
こもった香りというか、ぼやけている印象。
②赤土 晴れ
華やかな香りと共に、キュッと引き締まった印象。
輪郭がハッキリしておりとてもクリア。
③黒土 晴れ
大地を感じさせるウッディさ。
濡れた土を思わせる香り。
いやぁ…おもしろいです。
この3つは同じ土地で同じ時期に同じ品種でつくられたものですよ?
こんなに違いがでるとは…やっぱり紅茶づくりって奥深いんだなと改めて感じさせられました。
この繊細な違いを計算しながら製茶していく茶園の方々は本当にリスペクトです…!
自分が淹れるお茶には、多くの方の技術と努力がつまっているからこそ、おいしく飲むことができるんだなと改めて感じました。
完成したお茶の味わいだけでなく、どのようにつくられているのかという過程にも注目して、これからもお茶を楽しんでいきたいと思います。
ここまでご覧いただきありがとうございます。
いろはでした!