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2024年に書いた記事まとめ

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iroha が2024に書いた記事5本と、それに関連して書いた記事の計6本の有料部分をまとめて読むことができるマガジンです。 - 『クレバーなクレーマー』キャプチャ批判の問題点…
それぞれの記事に通底するテーマもあり、1つ記事を気に入って頂けた方は他の記事も面白く読めるのではな…
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記事一覧

賛否両論は炎上ではなく、批判は中傷ではない

 あけましておめでとうございます。普段は特定の作品やコンテンツについて書いていることが多いのですが、この記事は、自分が昨年書いたそれらの記事を繋げる形で、1つのテーマについて考えていることを書いてみます。  ある意味では、自分自身の記事を題材に考察しているような記事でもあり、昨年書いた記事を有料部分を含めてところどころで引用していますので、ぜひそれらの記事もセットで読んで頂けると、より理解できるのではないかと思います。 (フワちゃんの記事のみ全文無料のためマガジンには含ま

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『timelesz project』から考察する、ジャニーズ人気の理由とその功罪

 2024年9月より Netflix で配信されている、『timelesz project』、通称タイプロ。  「旧ジャニーズ事務所のアイドル初の新メンバーオーディション」、 「現役アイドル自らが審査員を務める」などの、今までにない要素を備えたオーディション番組となっており、「菊池風磨構文」のような話題も生まれています。  一方で、その視聴者の中心となっているのはやはり timelesz やその前身 Sexy Zone のファンであることも間違いないでしょう。  しかし

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『傲慢と善良』感想:現代社会の結婚を難しくするものは何か

 辻村深月さんの小説『傲慢と善良』を読みました。  物語の入りとしては、それまでストーカーに追われていた婚約者が結婚直前で急に姿を消してしまうという、ミステリー小説のようなテイストですが、真実がどこへ行ったのかは実のところ物語の主題ではありません。  真実を探すため、架は彼女の故郷に向かい、彼女の両親、彼女が架と出会う前に通っていた結構相談所、そこで出会った結婚相手候補たちから、当時の真実についての話を聞くことで、彼女が本当はどういう人間であったかを知り、そして自分自身の

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QuizKnock は社会問題への無関心に加担している

 QuizKnock。登録者200万人超えのクイズ系YouTuberにして、ウェブメディア運営、テレビ出演やアプリ開発など様々な活動を行っている企業でもあります。  この記事を書いている私もQuizKnockは好きで、リアルイベントに行ったりフォロワークラブに参加したりはしていないので、生粋のQKファンからすると全然大したことないですが、4~5年前にチャンネル登録して以降、メインチャンネルの動画はそれ以前のものも含めてほとんど全て一度は観ていると思います。  ただ、最近に

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『ルックバック』は「主観的な解釈」を徹底的に肯定する

 公開から少し時間が経ってしまいましたが、『ルックバック』の映画を観ました。  原作漫画はウェブ公開当時に一度読んだきり触れていなかったのですが、映画という形で改めて観て、かなり印象に残り、それから数日、あの作品は何だったのだろう、といろいろ考えを巡らせずにはいられませんでした。  自分なりに『ルックバック』について、どういうテーマがあり、なぜこのように支持されているのか、について考えたことを整理して書きます。 ※『ルックバック』以外の藤本タツキ氏の作品を読んだことがな

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『クレバーなクレーマー』キャプチャ批判の問題点は、「違法」と「不快」を混同していること

 『クレバーなクレーマー』第2回を観ました。感想としては、かなりダメな番組だったと思います。なので、この番組と、この番組の内容に賛同している一部の視聴者に対して、何が良くなかったのか、いくつか問題点を挙げていきます。 永野&くるま クレバーなクレーマー テレビマンから視聴者へのクレーム | TVer  なお、既にSNSで一部の方が指摘している、「キャプチャ共有も含めて番組サイドに立って応援を求めてきたこと」、「著名なプロデューサーも含めたテレビ関係者がこれまでキャプチャを

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