セルフレジで、少しさみしい気持ちになった。
ここ数年のあいだに、
スーパーやコンビニなどのあらゆる場面で
セルフレジが本当に増えましたよね。
最近では飲食店でもタッチパネルどころか
席にあるQRコードを読み取り
スマホから注文するなんてことも増えました。
品物をロボットが運んでくるなんてことも。
お年寄りは覚えられなくて大変だろうな…と
思っていましたが、実際わたしの両親なんかも
もうそういうお店にはひとりでは入れなく
なってしまった、と言います。
スーパーやコンビニのセルフレジなども、
どの機械も同じというわけではなくて、
パネルの操作やお札や小銭を入れる場所など
その機械によって少しずつ違いがあって、
あわわとなることはわたしでもたまにあり、
しかも混み合っていたりあとがつかえていると
早くしないとと慌ててしまい、
余計に変なところで手間取ってしまったり…笑
そんなことをセルフレジでお会計をしながら
考えていて、ふと、自分が以前に書いた
ある記事のことを思い出しました。
半年ほど前にこんな記事を書いたんです。
コロナ禍になるちょうど1年ほど前、
2019年の2月に起きた出来事。
スーパーやコンビニだけでなく、
本屋さんなどのレジも全部機械になったら、
この時のような出来事は起こらないんだなぁ…
とふと思って、さみしい気持ちになりました。
このときのわたしは、
このなんてことない書店員さんとの触れ合いで、
救われたような気持ちになったから。
便利なことは良いことなのだろうし、
人の代わりに機械が出来ることは
レジ以外にもたくさんあると思うけれど、
こんな、レジでのちょっとした触れ合いや会話に
なんだか元気をもらったりすることって
わたしはたくさんあったんですよね。
ひとからひとへ、ひとの手から手へ
と渡るものは、品物やお金だけではなくて、
その一瞬の中にある気持ちがふくまれていて、
だれかに「ありがとう」が言えるのって、
心が温まることなんだなって、
ひとりでセルフレジを操作しながら
改めて強く思いました。
それではこの辺で。
今日も1日おつかれさまでした。
最後まで読んでくださってありがとう。
また気が向いたら、来てくださいね。