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『モモ』#わたしの推し本神7②
2024年6月30日(日)、7周年を記念しまして推し本披露会SPを開催します。
おすすめしたい本を紹介する形式の読書会で、テーマは「わたしの推し本 神7」です。
あなたの人生を彩った7冊を教えてください!
お申し込みはこちらから
当日私は全体の進行を行うためグループには入りません。自分の推し本神7を紹介する機会がないので、ここで紹介したいと思います。
今回は神7その②、ミヒャエル・エンデの『モモ』です。
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モモ
ミヒャエル・エンデ
岩波書店
時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にとりかえしてくれた女の子のふしぎな物語 時間に追われ、人間本来の生き方を忘れてしまっている現代の人々に、風変りな少女モモが時間の真の意味を気づかせます。
子どもの頃に読んだ方も多いのではないかと思うのですが、私は読書会で課題本になったのを機に初めて読みました。大人になってから読んだので、子どもの頃に読んだときとの比較は出来ないのですが、読書会ではそんな話題にもなり非常に印象的な回となりました。
リンク先はこちらです。
ここ最近も読書会では課題本にしてます。気持ち的には年に一回は課題本にしたいなと思っているので、今年もどこかの会場で課題本にするかもしれません。
この本を読むと、自分自身が時間に囚われていることに気づいてハッとなります。仕事等が忙しいと読書する余裕もなくなっちゃいますが、そんなときにこそ読みたい一冊です。が、そんな忙しいときに読めるわけねえ!ってなりますので、おすすめは、余裕のあるときに読んでおくことです。
小説を読むと、主人公の視点で追体験することができることがあります。読み終わってからも、ふとしたときに「あ~、これはあの小説のあのことだな」なんて風に浮かんでくることがあるのです。なので、事前に『モモ』を読んでおけば、忙しくて心を失っているときに、ふと浮かんできてハッとすることが出来ます。常に視界に入るところに置いておくのも一つの手ですね。
というわけで神7その②、ミヒャエル・エンデの『モモ』でした!
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