多言語世界における言語学習と教育の性質の変化
理論的枠組み(フレームワーク)
★感想
1、グローバル化が進みモビリティ(移動性)が高まっている現在において、多言語話者の学習者が「追加言語」を学ぶ際に、研究者/教育者がそのような学習者をどう捉え、どう支援すればよいかという視点を与えてくれる有効な枠組み。
2、(図1)3層構造はきれいな円形となっているが、個々の学習者の学習活動の個別性、特異性によっては、その境界線に凸凹が生じることもあるのではないか。
3、その境界線に顕れる凸凹が学習者の置かれたローカルな文脈で何らかの影響力として表出し、その力が学習者自身が主体性の表れとして気づくべきものである。