子どもがいる世帯の方が防災意識が高い!?
R4.9.17 小倉南区親子ふれあいルーム「さざん」で
〜家族の”いのち”をまもるために~というテーマで、乳幼児世帯向けの防災講座を実施しました。
「さざん」は、小さなお子さんの遊びの場であったり、育児奮闘する保護者の集いの場所でもあります。
いろんな遊び道具があったり、ご相談にのっていただけたり、同じ境遇の皆さんと繋がることもできる場所です。
随時、このような講座やイベントも実施しています。
「さざん」では、毎年、何かしらの依頼をいただき、講座を実施しております。
特に、防災だったり、安全だったり、
子どもを育てるうえでの心配事や、家庭での取組みについてのお話です。
ちなみに、昨年度は、この講座でした。
台風接近間近のこの日は、
小さなお子さんを連れた、パパさんを含めた6家族がご参加されました。
いつもの講座に比べれば小規模ではありますが、実は定員一杯!
子ども達の感染対策を含めて、人数制限が必要です。
満員御礼、ありがとうございます。
毎年、いただくこの講座の好きなところは、自由っぽさ(笑)
小さなお子さん達はウロウロするし、泣き出しちゃったり、トイレに行ったり、パパやママも、聞いているのか分からない感じ(笑)
もしかしたら、講師によっては、「ちゃんと腰据えて聞いてくださいよ!」って怒る人もいるのでは?と思うほどです(笑)
でも、ぼくはそんな雰囲気が大好きで、いつも楽しみにしている講座です。
小さなお子さんを連れてきて一緒にいても、こんな講座が受けられるんだったら、良いですよねっ。
ウチも、小学生の娘二人を連れていって、逆に遊んでもらっていました(笑)
さてさて、
ぼく自身も通過してきた『乳幼児のいる世帯』での防災対策。
家庭内での事故防止、安全の観点も取り入れたいです。
話したい事が、い~っぱい!
住まいの立地や構造でも対策や興味関心は全然違うだろうし。
内容は山盛りで、講座に臨みました。
でもでも、受講の皆さんのクロストークの時間をしっかり設けたいし!
めっちゃ早口で様々なことをお話しました(笑)
こういう、若い世代向けの講座をして、いつも感じることは、
『若い世代の方が防災意識が高い』ということです。
風潮的に?何だか若い世代の人は、こうしたことに意識・関心が低いと思いこまれているように感じます。
ぼくの感覚は、全く『ノー』で、
特に、お子さんのいる世帯は、とても防災への意識・関心が高いです。
それをよく感じます。
というのも、
我が身を守るより、
我が子を守ることの方が、より重要と思うからでしょう。
人って不思議、親って不思議。
自分のことだったら「そんなん大丈夫じゃない?」って思うのに、
いざ、我が子のことになったら「まさかのことがあったらどうするの!?」っていうことになってきます。
ぼくたちの活動は、単に防災意識の向上を目指すだけじゃなく、
地域でのまちづくりの共通課題である防災の向上を目指しています。
地域のなかで、防災活動をはじめとして地域を牽引しているシニア世代の皆さんが、『若い世代が参画してくれない』と嘆く様子をよく目にします。
おそらく、きっかけが無いだけで、興味関心のアンテナは高いです。
「あそぼうさい」などもそうですが、きっかけを作っていくことも大切だろうと思います。
防災においては、
各家庭において状況は千差万別。
地域性や建物構造によっても全く違います。
『自分なりの防災』『我が家なりの防災』をつくっていくことが重要です。
それは各自の自主性に任せられているのが実情だと思いますが、
情報が溢れすぎている現代において、
漠然とした心配や不安を抱える保護者たちに、
こうした相談会のような講座があるのはとても良いことだと思います。
早口でぼくが一通り喋り終えた後に、パパやママからの質問は、それぞれ心配な観点をお話してくださいました。
ぼくが完璧な答えを用意できないものもあるかもしれませんが、一緒に悩んで一緒に災害に立ち向かっていくことができるのだろうと思います。
子育ては親育ち。
子ども達の「命」や「安全」を考えていくなかで、
一緒に親も成長していけたらなと思います。
よく実施する『暗記ゲーム』です。
家に備えておくべき10個のグッズです。
この10個を覚えて、表示を隠して、思い出してもらいます。
(いつもはチーム対抗にします)
各地での「あそぼうさい」にたまについて来る娘たち。
10個、全部覚えてましたね!!(驚!)
ぼくが教え込んだわけではないんですが、あそぼうさいの経験を通じて、覚えているようです。
ウチの娘たちは極端な例かもしれませんが
このように触れていくことで、身についていくものもあるんだろうと思います。
子どもも学び、親も学び。
子育ても防災も、完璧なんて無いし、
最初から上手くできることなんてないんだろうと思います。
時代に応じて、進化・変化していくものもあります。
その都度学びながら、一緒に悩み相談しながら成長していけたらなと思います。
今日もご覧いただきありがとうございます。
子育てや、娘たちのエピソードの記事を貼ります。
特に最初のやつは、とても心に残っている記事です。
<1年前の”今日”の記事★>