"+紙芝居"で、防犯パトロールに学びと楽しみを!
ぼくたち、NPO法人好きっちゃ北九州は、地域づくりをテーマに、ローカルな各地域を支援する活動をしています。
「防災まちづくり」でのご用命が多いですが、
『防犯まちづくり』も、活動テーマのひとつです!
そのまちで暮らす人たちにとって、
事件や事故や犯罪の無い、
安全で安心なまちになっていくことは、共通する大きな願いです。
北九州市では、どの校区でも、地域の皆さんが主体となって、『防犯パトロール』を実施されています。
ひったくり、空き巣、誘拐、非行防止、性犯罪・・・。
自分たちのまちを守るため、地域の皆さんが、頑張ってくださっています。
『まちの中のパトロール』は、かなり地道な活動です。
そんな活動に少しだけ、ご提案を!というのが、この活動です。
パトロール隊の皆さんが、夜、定刻になる頃に、市民センターに集まってきます。
集合のあいさつも、そこそこに、さて、今日も行きましょうかって、パトロールに出発します。
ちょ~っと待った!
5分で良いのでお時間ください!!
『防犯に関する紙芝居をつくってきているので、少し聞いてください』
試作の2つの紙芝居での物語を、皆さんにご覧いただきました。
ひとつは、『割れ窓理論』について。
もともと散らかっているところには、次の犯罪が起こりやすいというストーリーです。
もうひとつは、『安全をつくる地域の眼』について。
地域の方々と挨拶することなどで、安全をつくっていくというストーリーです。
このようなやつを、現在、24テーマ作成中です!!!
ぼくが、淡々と紙芝居を読み上げます。
じっと聞いてくださる皆さま・・・・。
皆さん、どんなリアクションかな?
びくびくしながらも、
「おしまい、おしまい」
読み終えた紙芝居を伏せて、ぼくが顔を上げると、大きな拍手!!!
ほっ・・・。(笑)
その後、パトロールしながら、皆さんに感想を個別に聴いていきました。
「とっても良かった!!」
「面白いね!!!」
「絵があって分かりやすかった!」
皆さんから、お褒めの言葉をいただき、とっても良かったです。
想像していた以上の化学反応もありました。
『こんな話も取り上げてほしい』
『以前に、こんなこともあった』
『自分はこういうことが大切だと思っている』
などなど、普段は会話にあがらないようなことが次々と!
紙芝居の刺激を受け、色んな会話が出てきます。
そうです!これが狙いです!!
ぼくとしては、こうした紙芝居を読む役割も、ぼくたちのような若い世代が担当して、役割を持って行くことが大切なんだろうと思います。
24テーマが完成したら、データでもアップしたいと思っています。
全国どこでも、プリントアウトして、使えるツールにしたいと思っています。
パトロール隊の皆さんの、使命感で何とか持ち堪えているなかに、
ちょこっとたった3~5分の紙芝居をひとつ入れるだけです。
防犯に関するノウハウを学ぶだけでなく、
会話のきっかけになったり、
若い世代の地域参画へと繋がっていけば嬉しいです。
助成金をいただいて作成しています。
期日も迫ります。
ラストスパートで完成させるぞ!!!
今日もご覧いただきありがとうございます。
関連しそうな記事をいくつか貼っておきますね。
<1年前の”今日”の記事★>
<2年前の”今日”の記事★>