マウントを取ってくる人の撃退法~子どもの育ち方まで繋がる話
延々と自慢話をする人や、何か話があるとすぐに自分が優位に立とうとする人、持論を展開して人の意見は否定するばかりする人。
まわりに少なからずいませんか?
こうした『マウント』を取ろうとしてくる人の撃退法の記事を先日、拝見しました。
面白かったので自分なりに噛み砕いて、他のこととも足し合わせて書いてみたいと思います。
冒頭のイラストは、ここあんさんの描かれたものを使用させていただいています。ありがとうございます。
①自慢話、マウントを取ってくる人の状態
実はこういう人は、自信満々に見えて、そうでないことが多いと思います。
日本語でピタッとくる言葉として
『承認欲求』ということですね。
認められたい、聞いてもらいたい、
自分を認めてもらうことで、自分自身を肯定したい。
こういう気持ちが奥底にあるものと思います。
(ぼく自身、よく分かります!(笑))
②マウントを取ってくる人の撃退方法
単純明快、
マウントを取ってくる人の撃退方法はズバリ、
「褒めてあげること」だそうです。
「そうですか、そうですか」と、延々と聞いてもツライときがありますから、サラッと褒めて、別の話題にしたり、スッと席を外せると良いかもしれませんね。
何の機会もなく、ずっと自慢話を聞かされるのはツライですよね・・・。
特段のリアクションなく話題を逸らしたり、その場を去ってしまうと、ただ感じが悪いだけになってしまいますから、サラッと褒めてあげると良いのでしょう。
頭ごなしに、ガンガン持論を展開してくる上司さんは、その内容を通したいのではなく、自分を認めてもらいたい性質が強いので、お世辞100%でも良いので褒めてあげましょう。それで気分が良くなります。
ただ!
これには落とし穴があります。
「褒めたくもない」
っていう本音ですね(笑)
「すごいですね~」
「さすがですね~」
言いたくない!!(笑)
これでは、撃退できません(笑)
③もう一歩考えてあげる
ちょっと腹黒い話なんですが、もう一歩自分が先に進んで、撃退する方法です。
自慢話や、マウントを取ってくる人の本質に迫ってあげましょう。
その人の『承認欲求』はどうして芽生えているのでしょう?
・まわりに話を聞いてくれる人がいない。
・何かのトラウマがあって自信がない。
・漠然と褒められることに慣れ過ぎている。(誰も指摘してくれる人がいない)
・承認欲求を得たされずに育った。
などなどの理由があるそうです。
なので、「うわ~、また始まった」と思ったら、撃退するために、
「かわいそうな人なんだ」と思う事です。
(なんか、ちょっと酷ですけどね、でも、そう本に書いてました!(笑))
「かわいそう」と少しでも思えたら、まぁ少しぐらいは褒めてあげるか、と思えますよね。
褒めてあげたことで、その人が優位になったように見えがちかもしれませんが、全然そんなことはないです。
むしろ、寛大な心で、その人を褒めてあげたあなたの勝ちです!
周りの見る人は見ていますから、安心してください!
(というようなことも本に書いてました!(笑))
④『育ち』について
承認欲求を満たされずに育った人は、何かの拍子にこうしたマウントを取ろうとする人に変貌するそうです。
見えない匿名のSNSなどで、否定的なことばかり書く人は、こんな感じなんだろうなと想像します。。。
「がんばったね」「すごいね」「よくやったね」
そうした言葉をかけてもらえずに育ったということですね。
(ホントにかわいそうですよね)
子どものときに認められたかが、その後のその人の性格や言動にも影響していくということですね。
この話に続き、こんな話を思い出しました。
子どものときに、ケガなんかしたときに
「痛かったね」
と声をかけてもらえた子は、人の痛みが分かる人に育つそうです。
逆に、こうした声をかけてもらえなかった子が、人の痛みの分からない人に育ってしまうそうです。
不思議でしょ?
ケガをして痛いのは子ども自身なのに、その声かけをしてもらえたかどうかが、人の痛みを感じれるかどうかに繋がるって。
「いたいの、いたいの、とんでけ~!」
おまじないじゃなく、さすってあげることで、痛みが和らぎます。
足とか物にぶつけたら、「あ”~っ」って言って自分でさするでしょ?
表面をさすると痛みが緩和するそうです。
でも、このおまじないは、
一時的な痛みを和らげるだけじゃなく、
『痛みが分かる心を育てている。』
ということですね。
自分の気持ちを、人から思われたときに、
人の気持ちを思うことができるのでしょうね。
さぁ、今日も自慢話オヤジ・お姉様の話が始まりましたよ。
いたいのいたいのとんでけ~、
少しだけさすってあげると、撃退できるかもしれませんよ?
関連した記事を貼っておきますね。
今日もご覧いただき、ありがとうございました。