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『ゴールテープ』きったことありますか?

ゴールテープってありますよね。

ゴールテープきったことあります?

ぼくは、無いように思います。
どうですか?

冒頭の写真の様子ですが、
先日、平尾台のクロスカントリーという、山道を走る大会がありまして、スタッフとして従事していました。
受付の班長を務めた後、ゴールテープの担当になりました。

高校生のボランティアスタッフが何人か来てくださっていて、彼ら・彼女らに担当を任せました。
ぼくは横で見守るだけ(笑)

初めての経験に、何度か練習してみたり、流れを確認したり、シミュレーションをしてみました。

どっちから手を放すだとか、
次のランナーに急いで備えるために、誰が拾って、どっちに行くかなどなど。

そこで、話題になったのが、
『ゴールテープち、きったことないよね?』
みんな、揃いも揃って
『無~い』(笑)

割と無いよね!!!(笑)

基本的には、先頭でゴールしないときれないもんだしね。
ぼくはトップでゴールしたことなんて、どんなジャンルにしても一度も無いんじゃないかなぁ・・・。
「表彰台に登った記憶なんかない」、うん、そうですね。

ゴールテープきると気持ち良いんやか?
もし、気持ち良いんだったら、遊びに応用できんかな?

これまでも『あそぼうさい』で、できたら気持ち良いことを遊びに変えてきました。
カーブでストライクを取るボーリング。
ラインを読んだうえでのゴルフのパッティング。
誰よりも先にピンポンボタンを押す。。。などなど(笑)

ゴールテープをきったときに、気持ちが良いかが知りたい!!やってみたい!!!(笑)

はい、じゃあ練習するよ!
ぼくがゴールするから、はい!ゴールテープ、スタンバって!!

高校生スタッフたちの練習という名のもと、ぼくがゴールします(笑)
良い!?行くよ!!


・・・・


人生初のゴールテープを切ってみました。


結果、

何も気持ち良くない(笑)


えー!!!!(笑)


物理的にゴールテープをきることは、何の気持ち良さも無いことが判明しました(笑)


さぁ、本番のレースです。

3つのジャンルに分かれてレースがあります。
特に、10kmの部は皆さん白熱しています!

この平尾台のクロスカントリーは、ただの10kmのマラソンではありません。

山あり谷あり。
時には悪路を駆け上がり、駆け降りるそうです。(ぼくは走ったことないです)

大自然の中を、自分の身体ひとつで疾走していきます。
10kmですが、最後のランナーは2時間で帰ってきます。
みんなヘトヘトです。

参加者は、まさに老若男女。そして多国籍。
肉体自慢の漢たちばかりかと思いきや、そうでもないです。
ホント、色んな方々が参加されていて、それぞれのクロスカントリーを楽しんでらっしゃいました。

ゴールする皆さんをゴールテープの横で、全員に拍手しながら見守っていました。

高校生スタッフのみんなも、『ラストー!』『がんばれー!!』『ナイスラン!!!!』と声をかけていて、純粋に応援する姿に、ぼくはそこにも感動しました。

トップや最後でゴールするランナーにはもちろんのこと、
団子になってゴールする集団以外には全員に、
せっせとゴールテープを張って、
厳しい10kmの完走の戦いを労い、祝うように、迎え入れていきました。


先ほどのぼくなんかとは違い、
ゴールする皆さんの晴れやかな顔。

息を切らし、体力の限界近くまで自分なりのチャレンジをした人。
キツイ表情の中にも、魂が輝く姿を目にしました。


皆さん、往々にして、ゴールテープをきるときには、両手を広げ、天を仰ぎます。
達成したという気持ちが、自然とそんなポーズになるのでしょう。


馬鹿げたぼくなんかのゴールテープとは違い、
自分なりの挑戦のゴールだったり、
何かを達成したり、
競い合って、より前を進んできたり。

そんな輝きを、ゴールテープを通じて見ることができました。


一番になることだけが全てではありませんが
ぼくは何で、一番になれるでしょうか。
何の、一番のゴールテープをきることができるでしょうか。

今回のように、
一番でなくとも、
一生懸命やってきたんだ。
ここまで来たんだ、来れたんだ。達成したんだ。
って思えることがあるでしょうか。


自分のゴールテープを、
自分なりに設定して、
それに向かって進んでいくこと。

そんな自分なりのチャレンジをしていきたいと、輝くランナーたち、そして懸命に応援する高校生スタッフたちを見て思いました。


今日もご覧いただきありがとうございます。

今日の隠れミスチル。
(80) Mr.Children Wake me up! “HOME” TOUR 2007~in the field~ - YouTube


<1年前の”今日”の記事★>

1年前は長い自宅待機だったんですね。

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