初めて開催の5回シリーズ『気象講座』最終回!参加者どうしの学び合いが素晴らしかった!
昨日、北九州市八幡西区のコムシティにある、八幡西生涯学習総合センターにて、
『市民カレッジ』での『気象講座』の最終回を実施してきました!!
市民カレッジでの、気象に関する講座は、初めての開催のようで、
市民の皆さんの関心も高いのでは?という見込みで、申込みなど、どうなることか・・・と思っておりました。
宣伝の記事です↓
どんどん申し込みも増えたようで、定員を大きく上回る申し込みがあったことと、市政だよりや各種広報媒体をご覧になって、初めて市民カレッジを受講したという人もとても多く参加いただいたようです!!
火曜日の午前中、5週続けて!
というスパルタ感のある(笑)講座設定に関わらず、毎週とても熱心に皆さんに受講いただきました。
(ぼくもそうですが)仕事の休みをとりながら、受講されたという若い世代の人もおられました。
5週連続のシリーズでの、
最初と最後をぼくが担当させていただきました。
第1回目講座の様子↓
講座の中核となる大切な、②・③・④回目については、
気象×農業:気象予報士の齋藤さん(齋藤典之 【農業×気象】合同会社ノーエン|note)、
防災まちづくりのエース:北九大の村江先生に、
それぞれ担当いただきました!
毎週の講座で、3人で連絡を取り合いながら、どんな内容にするか、どんなリアクションだったか、共有しながら進んできました。
いよいよ最終回。
これまでの4回の講座では、
講師陣からの講話などのインプット中心に来ました。
今回の最終回は、皆さんからのアウトプットの場面と位置付けました。
学ぶだけではなく、「実践者になる」
という次なるステップアップの狙いでもあります。
学んだこと、意識していること、これから考えていきたいこと、実践していきたいこと、口に出していただき、隣りの人の話を聴き、自分のものにしていく。
そんな場面を設定することとしました。
第1回目のときに、5回シリーズの目的設定でこのスライドをご説明しました。
①まわり自然はあって、共存共生を感じながら暮らしていく自分でありたいということ。
②色んな情報がありますが、それをキャッチできる自分でありたいということ。
③気象状況が変わっていくなかで、それに適応できる自分たちでありたいということ。
④気候変動のなか、自分にできることは?実践していける自分でありたいということ。
この4点のステップでの、講座設定としました。
最終回は、これまで実施していなかったグループトークで、この4点について、順に皆さんで話し合っていただきました。
4点の議題はこちらです。
この記事をご覧の皆さんも、この問いに対して、思うところはありますでしょうか?
初めてのグループワークで、始まるまでは戸惑う方もおられたかもしれませんが、自己紹介タイムやこれまでのふりかえりの感想シェアタイムなどを設けて、ウォーミングアップしてからの、議題ディスカッションに入っていきました。
皆さん、喋るしゃべる!!(笑)
ぼくは、まわりを回りながら、皆さんの話されているのを盗み聴き!!(笑)
ディスカッションテーマのひとつひとつで区切って、ぼくが盗み聞いたところだけでも、板書していきました。
本当は全体シェアの時間も設けたかったのですが、そうすると時間がもったいないので、ぼくから「他のテーブルでもこんな話が出てましたよ」って伝えるようなシェアとしました。
ちなみに、後半の議題では休憩をはさんで席替えも行い、テーブルに座った倍の人数の方とそれぞれが交流したこととなりました。
皆さんの意見をお聴きしていると、とっても面白く、それぞれの考えや暮らしのなかでの視線の違いなどもあります。
皆さんの想いや視線や経験を重ね合わせ、学びの環が大きく広がったように思います。
4テーマの話題を書き出したら、こんなにいっぱいに!!
汚い字で走り書きなので、ご容赦ください(笑)
ちょっと注目してご覧いただけたら嬉しいです。
暮らしの中で、自然や気象との共存・共生。
情報にアンテナを高めた暮らし方。
皆さん、とっても素晴らしい意見ばかりでした。
防災への対策は?
環境問題に対して自分ができることは?
この記事のなかだけでは語り尽くせませんが、
例えば、
いつも山を見て、天気を感じるようにしているとか
散歩をしながらとか、植物を育てながら、季節を感じるとか
各地の気象災害の情報をチェックするようにしているとか
声をかけ合える地域づくりを進めていきたいとか
我が家なりの備えを進めていきたいとか
皆さん、それぞれの意見や思いをアウトプットしていただきました。
ぼくなんかの講師からの説明を聞くより、テーブルを囲んで、他の受講者の方々がどのような実践をしていたりするのか、そうした話はとても参考になったんじゃないかと思います。
特に最後のテーマである
環境問題などに対して、自分が実践できることは?という問いに対しては、
ゴミの捨て方、分別、資源のリサイクル。
エネルギーの節約の仕方。
暮らしの中での着目点。
そしてぼくたちや子ども達の暮らしぶりや習慣など、そうした環境教育の部分。
暮らしに密着しているからこその話題が盛りだくさんで、聴いていて、とっても面白かったです。
ここだけで、ひとつの講座ができるものと思います。
こうしたエネルギーや、環境や、自然に対しての興味関心が高い市民が増えていくことで、必ず社会も変わっていくものと信じています。
こうした話し合いの場というのは、とても有効なものだと思います。
とっても充実した5回シリーズでの気象講座。
北九州市民カレッジでの初めてのチャレンジとなりました。
今日もご覧いただきありがとうございます。
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これはとっても大切な話!