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『知る』⇒『理解する』⇒『行動・支援する』北九州市社協主催、障がいのある人へのボランティア講座

昨日、北九州市戸畑区のウェルとばたにて
『知的・発達障害のある人へのボランティア入門講座』にファシリテーターとしてお呼びいただきました。

いつもの講座に増して、入念に打合せ、実施要領、進行要領の作成など、主催側の皆さんにもしっかり準備いただきました。

主な進行役をぼくが務めさせていただきますが、ぼくだけでは力不足なところもあり、講師として、障害ボラ協の宮﨑常務理事にも入っていただきます。

事前の打合せやメールでのやりとりも多々ありましたが、直前でも、もう一度打合せしておこう!ということで、朝早くから会場入り。

宮﨑さんとの打合せ

この写真、良いですね〜。
北九州にゆかりの無い人は驚きませんか?
背後の、この絶景を!!(笑)

ウェルとばたの12階から見た、若戸大橋方面です。
海も山も見えて、建設当時、東洋一の吊橋と言われた、赤のモチーフの若戸大橋です。

ここに来る度に、この景色に癒されます。

さて!
講座が始まります!!
『追加広報は必要なし』とのとおり、満員御礼。

『障がいのある人へのボランティア』というテーマで、これだけ多くの皆さんがご参加ということで、とても喜ばしいです。

今回の講座の目玉は、
啓発キャラバン『ちゃちゃ隊』の皆さんが、劇を見けていただくというものです。

北九州から誕生した『ちゃちゃ隊』の皆さんは、ぼくたち『好きっちゃ北九州』と同じで、北九州の語尾につく方言、ちゃ。からネーミングされたそうです!

活動されている皆さんは、障がいのあるお子さんをもつお母さん達で、障がいをまずは知ってもらうことが重要と、各地で劇を披露されているそうです。

劇の場面は、災害時の避難所。
18歳で自閉症のあるジロー君が、ひとりで避難所に到着したようです。
その障がいの特性から、様々な要素でスタッフの人を困らせてしまいます。

どう対応して良いか分からないスタッフ。
たまたま居合わせた他の避難者の方が、上手に対応してくださいました。

興味のあることに執着してしまうことや、
大きな音が苦手だったり、
気分の浮き沈みがあったり。
障がいの特性について、劇を通じて、分かりやすく見せていただきました。

さて、この劇を皆さんにご覧いただいたうえでのディスカッションを始めます!

初めまして!の人ばかりでしょうから、自己紹介とともに、『感想』を話し合ってください!

色〜んな話で盛り上がっておりました!

ご家族に障がいのある人がいらっしゃって、色んな事例、実例の話もありました。
地域や社会の中での困りごと。各種制度や文化が上手くいってたり、そうでなかったり。

とっても様々な話題が展開されておられたので、後半はちょっと絞った論点を提示しました。

ちゃちゃ隊さんたちが奮闘されてらっしゃるように、まずは、障がいのことを知っていただくこと。
知ることによって、目線が向いていきます。

そんな知ること、目線を向けることについての方策や感想について、話し合っていただきました。

全体でシェアしていただきました。
グループごとに、どんな話題があったのか、発表していただきました。

とっても素晴らしいご意見ばかりで、書き上げながら、深く頷くものばかりでした。

各グループのコメントが出揃ったところで、宮﨑さんとぼくから、少しだけお話をさせていただきました。

皆さんのご意見と、全く同感で、
まずは目を向けることができるように。
例えば、子ども達への普及や体験の場を設けていくこと。
みんなで共感できる場を設けること。

『知ることから始まる』
知り、目を向けること。
それにより理解が進み、行動に繋がっていくこと。

誰かがしてくれる。
行政などの制度しだい。
というわけではなく、
自分たちが、このまちや社会をつくっていく、主体として、その一員として、
少しずつ目を向け、心を傾け、知っていくことが重要なんだろうと思います。

いろんな人がいます。
社会的包摂という言葉も出てきました。

あらゆる人が、
普段からの暮らしの幸せを実現できるよう、
まずは目線を向けていきたいですね。

とっても素晴らしい、素敵な講座となりました。


ウチの好きっちゃメンバーでもあり、社会教育主事をされている山本さんもご参加されており、そのアウトプットの記事です。
ぼくの書き足りていない部分はこちらの記事からご覧ください!


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