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「教える・育てる」には、ティーチングとコーチングの2通りがある

先日、研修で改めて習って、胸にグサッッッ!!と刺さっています。

人を育てる、はたまた教える、っていう場面、多々ありますね。

我が子を育てる、部下を育てる、後輩を育てる、、、
教師や講師業、スポーツなどの指導者はもちろんですね。

色んな指導方法があるのでしょうが、大きく分けて、
『ティーチング』と『コーチング』があるそうです。

今日はこれについて書いていきます。


冒頭のイラストは、白黒ええよんさんが描かれたものを使用させていただいています。ありがとうございます!


①ティーチングとコーチングの違い

簡潔に違いを書きますが、
『ティーチング』は、一方的に教えるということですね。
授業で生徒が座っていて、先生が一方的に喋るというのが代表イメージですが、多数の人に同時に教えたり、同じ内容を伝えるのに適しているそうです。「ティーチャー」と捉えると分かりやすいかもしれませんね。
どちらかというと、軸が先生側にあるような印象をもちます。
指導する・育成するにあたり、こうした指導方法が一般的に根付いているのではないかと思えます。

『コーチング』は、教えられる側の主体性や創作意欲を重んじ、見守ってあげる、サポートしてあげる、というものだそうです。
スポーツなどでの「コーチ」という印象です。
あくまで選手が主で、それを指導育成するということです。
自分の持論ばっかり長々と話して、選手に押し付けていては、良いコーチにはなれないでしょうね。
こちらは軸が選手側にあるという印象です。


②少人数の育成には絶対にコーチング

「やる気になってくれない」
「主体性がない」
「経験値が足りない」
「がんばろうとしない」

色んな場面において、僕自身も感じていまう悪いフレーズですね。

子育てや部下・後輩の育成など、1対1や、1対少数の場面での育成においては、ティーチングでガンガン教えても、そこからどんどん育つのはその人のセンスがあるからかもしれませんね。
むしろ、成長の芽を摘んでいるのかもしれないというほどです。

やはり、『コーチング』で育てていくことが、主体性ややる気を伸ばすのだと思います。

まず、させてみて、見守ってあげて、
時には助言やアドバイスをしながら、
成果を確認してあげて・・・。


③あの明言を分解

かの有名な、あの明言がよぎります・・・

やってみせて、言って聞かせて、やらせてみて、 ほめてやらねば人は動かじ

山本五十六さんの言葉ですね。
これを分解してみます。

やってみせて【ティーチング】
言って聞かせて【ティーチング】
やらせてみて【コーチング】
 ほめてやらねば【コーチング】
人は動かじ【主体性!!】

基礎のところは、話したり、見本を見せたりするんだけど、【ティーチング】
途中からは、まずやらせてみる!できるとほめる!【コーチング】ということですね。

できない部分を叱ってしまいがちですが、良い点をほめるってことですかね。


④今日からできる!加点方式のコーチング

例えば、息子のバスケの試合がありました。

まず、悪い例から。

父「今日のプレー、お前自身では何点ぐらいなんだ?」
子「ん~、70点ぐらいかな」
父「30点分はどこが悪かったんだ?
子「ん~、こことここが・・・」

よくありがちですよね?
普通やん、って思うぐらい普通のやりとりのような気がしますが、これは減点方式です。


では、良い例では?

父「今日のプレー、お前自身では何点ぐらいなんだ?」
子「ん~、70点ぐらいかな」
父「お、70点はどの部分で良かったの?
子「えっと、速攻のチャンスは作れたし、ディフェンスもまぁまぁだった!」
父「おお!そうか!それは頑張ったな、次もできそう?」
子「うん!基本的なプレーだから大丈夫!」
父「そっか、100点満点にするには、あとどうしたら良い?
子「そうやね!ボール持ってないときのポジション取りとか、シュートの精度かな!」

どうでしょう?
めっちゃポジティブな会話になります。
いわゆる『加点形式』です。

できている部分は自信が持てます。
自分の言葉で言えたことで、自分のできるものが積みあがっていきます。
逆にできていないことは、押し付けられずに、自分から課題を見つけることができます。
人から言われるよりも、自分から課題を認識した方が、意識できますよね。



⑤コーチング・・・がんばろう!!

僕自身、全然コーチングできてないし、とっても苦手かも。

でもでも、こうしたことを意識して、コーチングを頑張ろうと思います!!

教える側、教えられる側、みんながハッピーになれるように!

みんなで頑張りましょう!!オー!!


これまでに書いた、関連する記事を貼っておきますね。
今日もご覧いただき、ありがとうございました!!




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