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我が家は、長男坊1号が中学校3年生。絶賛受験生です。
昨日・一昨日と私立高校の入試でした。

ぼくたちが高校受験したときと、全然違うことが多々あります。
子育てを通じて、新たに学び知ることが多いです。

今と昔の違いを書いてみますので、季節の話題がてらご覧くださ〜い。

冒頭のキレイなイラストは、YuYu|noteさんの作品を使用させていただいています。ありがとうございます。


①願書はオンライン

まず、象徴的なのはコレですね。
高校によっても違うのですが、
『願書』の提出はオンラインです。

以前は、ドキドキしながら直筆で書いてましたよね。
振込証明書や証明写真を貼って提出・・・みたいな感じで。

今は、オンラインでちゃっちゃとやれるので楽ちゃ楽ですね。
でも、大丈夫かな?と不安にもなりましたね(笑)

中学校では、その分、上手く対応できないご家庭などのバックアップが大変なんだろうと思います。
ウチも随分と手間をかけさせました・・・、スイマセン。


②一発勝負じゃない!?

入試は、一発勝負です。
いや、一発勝負でしたよね?

大勝負!!
番狂わせもあるぞ!!!
一発勝負!何があるか分からないゾ!!!

という感じでした。

この話題は次の③と2つに分けますが、一発勝負じゃないんです。
驚きです。
カルチャーショックというか、ジェネレーションギャップ?かもしれませんね(笑)

まず、コロナ対策。
具合悪いなか、無理して来られたら、周りが大変だから、『追試』があります。

そういう人向けの追試が、最初から設定されています。スゴイですよね~。

という我が家。
昨日、私立高校の入試当日。
朝、長男起床。
「キツイ・・・」
熱出しました(笑)

一緒に行くはずだった友達も、発熱しているとのこと・・・。

中学校に電話すると、同様の連絡がどんどん入っているとのことでした・・。
インフルエンザ?かな?
ついには、『学年閉鎖』の連絡がありました。

まぁ、みんなで揃って、追試を受けに行っておいで(笑)
ありがたい制度ですね。


③推薦入試が多い

上記の一発勝負じゃ可哀そうっていうご時世なんでしょうか?
実力が出せない子もいるだろうし。勝負の世界は厳しいですよね。

だからでしょうか?
本試験でなく、推薦で決まる子が多いです。

内申点から、その学校の学力に相当するとみなされている場合は、推薦入試で出願します。

その割合たるや!!驚きますよ。
ウチの子が狙っているところなんて、6割が推薦で決まるようです。
一発勝負の本試験は、残りの4割の門の通過を競います。

もちろん高校によっても違いますが、そんなご時世のようですね。
一発勝負より、普段の積み重ねを評価したいということでしょう。

ちなみに、
『スポーツ推薦』っていうのは軒並み無くなっているように見受けます。
私立は高校によってちょっと違うと思いますが。

推薦は、だいたいどこも『学力推薦』のような感じですね。


④内申点も影響する!?

これもまた驚きです(笑)
上記③と関係すると思いますが、一発勝負の試験にも関わらず、中学校での『内申点』が試験結果に反映される仕組みがあるようです。

その日たまたま体調が悪かったら可哀そうとか、そんなんもあるでしょうね。緊張して実力が出せなかったとか。

日頃の努力がこういうときに表れるんですね~。
よく考えられていますね。

受験直前だけ頑張ったら良いというもんじゃないんですね。

(もっと早く知っておけば良かった・・・(笑))


⑤「私立は高いから勘弁して」は過去の話

公立高校と私立高校。
どちらに行くか?
と問われれば、公立高校!
授業料が・・・。

っていうのは、もう過去の話です。

ぼくたちの世代は、みんな何としても公立高校を目指して、滑った人や、スポーツする人が私立に行くというような感じはありましたよね?

現在では、
「私立高校の授業料無償化制度」というのがありまして、
授業料部分に対して家庭への補助が出る仕組みになっています。

なので、公立も私立も同等なぐらいで通学できます。

へぇ~。
少子化の時代。随分と制度がありがたくなってますね。

ただし!
注意が必要です。

ポイントは2つ。

ひとつは、所得制限があることです。
所得に応じて、補助が出る額が違いますので、全く補助が無いというパターンもあります。
その点は要チェック。

もうひとつは、入学金とか、諸々の校納金とか、授業料の部分じゃないものは、私立は割と高いですがその部分は補助はありません。
特に、入学金や制服やカバンやPTAや同窓会の入会金や、、、最初に掛かるお金は差が大きいようですので、ここも要チェック。



⑥私立高校の多彩化

ここも驚きました。
ぼくたちの頃から、私立高校には様々な学科や特色がたくさんありましたが、
今はもっともっと増えています。

色んな専門性を高めた高校・学科が目白押し。
どれも魅力的に見えます。
自分の将来や進みたい方向性をよく考えて選べたら良いですね。

特に、『特進クラス』という学力優秀なクラスを準備されている私立高校が多いようです。

基準偏差値を見ると、優秀公立校よりランクが上だったりします。
⑤の話とも合わせまして、私立高校の方が、より上を行くような感じもあります。



⑦バックアップ体制

中学校や塾のバックアップ体制はスゴイですよ~。

ここまでしてくれるか!っていうほど、しっかりと支援していただいてます。
親としては、とってもありがたいんですが、
ちょっと過保護すぎない?(笑)という心配もあるほどです。

ぼくたちの頃は、親は金出したから、えぇーい!行ってこーい!!ぐらいの感じだったと思いますが、
今は私立高校の入試会場の前で、中学校の担任の先生たちが我が校の生徒たちをお出迎えして出席確認するほどです。
よくサポートしてくださって頭があがりません。
ありがとうございます。




ということで、7項目をツラツラと書いてみました。
今後の参考や、日常の話題にしていただけたら嬉しいです。

もちろん、地域や学校ごとに違いはあると思いますので、ご注意ください。

今も昔も変わらないのは、

中学生たちは、将来に悩み。
自分の学力レベルなんかの、世間と自分を重ね合わせて社会を知り、希望を膨らませたり、苦しんだり。

全く先が見えない未来に向かって、進んでいこうとしています。

その姿勢や不安は、今も昔も変わらないですよね。

いや、今の子ども達の方が、色んな情報を入手・駆使して、上手に乗り切っているのかもしれませんね。
少子化過保護社会との引き合いに、人生を上手く乗り切る賢さを身に着けていっている世代かもしれませんね。


さて、息子さん、体調どうかな?
この受験シーズン。早く回復してほしいな。
取り上げてたスマホも一時的に解放して、友達の安否確認も必要か?(笑)


子育ては親育ち。
ぼく自身も入試に立ち向かいながら、今と昔の違いに戸惑いつつ学んでいます。
子どもを通じて社会を学んでいます。


今日もご覧いただきありがとうございます。



<1年前の”今日”の記事★>

家計シリーズ第2弾ですね!










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