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子ども達が、教わる側ではなく『教える側』に!

昨日、北九州市八幡西区にある星ヶ丘で、『未来の種』事業による「あそぼうさい」を実施しました。

この事業は、いつもの単発のものではなく、2回シリーズです。
市民センターの方々と打合せて、企画を構成していきまた。

【第1弾】今回
あそぼうさいを体験して、遊び方やそれぞれの意味を学ぶ。

【第2弾】次回
子ども達が、地域の方々などに、あそぼうさいを教える!そしてその意味などを伝えて、子ども達が、まちづくりの一員・主体となっていくことを目指す!!

というものです。

こうした子ども講座では、
『子ども達に教える』というのが基本的なアプローチで、
「子どもを真ん中に」するアプローチは、真ん中にいる子ども達に集まってくるベクトルでした。

しかし!
今回は逆!!!

真ん中にいる子ども達が、地域の皆さんに向かって発信していく!!というものです。
これは大きなチャレンジであり、あそぼうさい史上でも初めての試みです。

さて、どうなることやら!!

台風が通り過ぎるなか、実施が危ぶまれましたが、
この事前の体験会に多くの子ども達が参加してくださいました。


夏休みらしく?
ラジオ体操からスタート!!

今回の『好きっちゃアカデミー』は、台風の影響により、電車が動いておらず、来れないメンバーもおりました。

・九州共立大学SDGsチャレンジアクション研究会
・産業医科大学SDGs研究会
・北九州市立大学環境・防災ボランティア3Club
・明治学園高校防災・減災プロジェクト
の皆さんが活躍してくださいました!
このお兄ちゃん・お姉ちゃんたち無くしては、今回の講座は成立しませんでした!!

初参加や、あそぼうさいは初めて!というメンバーもいましたが、全然そんな素振りもなく、大活躍でした!!


特に、何も説明せずに、「あそぼうさい」やってみよう!!

まずは、みんなでバケツリレーから!

ちょっとしたコツがあります。
それを覚えると随分違います!!
3チームに分かれての対抗戦は白熱しました!!


そして、ブース遊び。
今回は5つのゲームをご用意しました!!

ダイバーシティかるた
災害ダーツ
地震ぶたのしっぽ
緊急速報ハンドベル
8割がた"くじ引き"


ちょっといつもとは早い進行で、
「みんな好きなところで遊びましょう~!!」
という感じで、30分ほど、自由に遊びました。

各ブースで、アカデミーの皆さんが大活躍!
教えるのも、楽しく誘導するのも上手!!!
どのブースもとっても盛り上がっておりました!


さてさて、
今回は、単なる単発の「あそぼうさい」とは訳が違います。

連続シリーズの『未来の種』事業です。

そう、子ども達が「教える側」になるのが、今回の企画です。

6グループに分かれていただき、
それぞれのグループで、どのゲームを担当したいか、決めてもらいます。

実施した、バケツリレーと各ブース遊びをした5つの、計6種類。

まずは個人の意向調査ということで、担当したいゲームを2つ選んで、拍手をしてもらうようにしました。
6つのゲームとも、それなりに拍手があり、それぞれの意向があることを感じました。

それでは、各グループごとに、第1希望と第2希望を、話し合って決めてもらいます。
上級生から下級生まで、学年入り混じるなか、自然発生的にリーダー格の子が出てきて、しっかりとみんなを誘導する上級生。下の子を優先してあげる子。年上の子ともちゃんとお話しする下級生。
いろんな可愛らしい・頼もしい姿が見られました。

各グループの話し合いも、メンバーで補助しながら進めました。


さて!!
じゃあ!みんなの意向を教えてくれ!!

6つのグループから、第1希望と第2希望を聴き取ります。
重なったところは、譲り合ったり、じゃんけんで決着をつけたり(笑)

ということで、全グループでのそれぞれの担当が決まりました!!

次回の『教える』ときに向け、
それぞれのゲームの確認をします。

担当が決まったブースに分かれて、作戦会議!!

ここでもアカデミーメンバーが大活躍!!

ダイバーシティかるたは、子ども達が読み上げ方を確認しました。
読み札には、『ふりがな』が無かったため、確認しながら書き足しました!


災害ダーツは、避難情報と災害発生の確率を学ぶものです。
名称やその意味合いについて、紙に書き出して勉強しました!


災害ぶたのしっぽは、遊び方を理解してもらうまでが大切です。
どのように進行するか、そして盛り上げ方を確認しました。


緊急速報ハンドベルは、音を探す上での、ストーリーが重要になります。
音の選び方、探し方が上手く進むように、シミュレーション形式で確認しました。


8割がた"くじ引き"は、確率の遊びで、ちょっと算数などが難しい。
でも、楽しんでもらえるように、「ボール増やさない?」といった可愛らしい提案もあっていました。


バケツリレーが一番大がかかり!
多い人数が対象となるゲームなので、その進行の仕方が重要となります。
「しっかりコツを、みんなに教えたい!」という頼もしいコメントもいただきました。



今までも、あの手、この手で、様々なカタチで実施してきた「あそぼうさい」ですが、
今回は、初めてのチャレンジ!!
子ども達が教える側になります。

グループごとに、担当のゲームも決めて、確認して、次回の『本番』が楽しみです。

もう何年かしたら自分達もそうなっていくような、背が高くて、カッコ良くて、キレイで、
好きっちゃアカデミーのお兄さん・お姉さんたち。

お兄さん・お姉さんたちが教えてくれたように、自分達も、他の人たちに教えることができるかな?
きっとできる!

子ども達が与えられるだけでなく、
地域の一員として、地域へ、与えていける存在になっていったらと思います。
きっとそんな経験や体験が、自分の居場所を誇りに思い、このまちの一員としての実感を得ていくものだと思います。


未来の種事業、次回がますます楽しみです!!


子ども達は、本当はこの「倍」いるそうです!!(笑)


今日もご覧いただきありがとうございます。


<1年前の”今日”の記事★>

そうか。この日だったか。
もうすぐ2年になる毎朝noteですが、この日だけは、ろくに書けなかった・・・。

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