「信頼する、でも信用はしない」・・でも信頼する。
リスク管理の言葉です。
『信頼する、でも信用はしない』
部下や後輩や隊員などに、任せないと成長はしないし、かと言って失敗する可能性もあります。
失敗するかもしれないところを全て補ってやれば失敗もないのかもしれませんが、なかなか成長もしない。
部下や隊員を『信頼する』
これが大切であり、事前に信頼関係を築けるよう努力することが何より重要ですよね。
でも、任せっきりにしてしもうのも良くない。
また、責任の所在やリスク管理ということもあろうかと思います。
信頼して、任せているんだけれども、完全に信用はせずに、見守ってあげることが大切なのかもしれませんね。
『信頼する、でも信用はしない』
この言葉は、とてもとても深いものだと思います。
ちゃんと責任はとるからな!いつも見守っているよ!っていうことだと思います。
部下や後輩の育成の言葉として取り上げてみましたが、
ぼく自身の子育てのなかで、この言葉がフッとよぎりました。
我が子のことを信頼している。
でも、完全に信用はできない、と思うことばかりです。
そうした見守りは不可欠だと思います。
そして、最近子ども達にかけた言葉でヒットしたのが、
この『信頼』という言葉でした。
帰ってきたら、クツは玄関に散らかっている、
カバンもろくに片づけない。
「ちゃんと片づけて」なんて言葉をかけていましたが、一向に改善しませんでした。
そこで言葉を変えてみたんです。
クツをポーン、カバンがポーン、いつもの光景です。
「ちょっと待った!そんなことで『信頼される人』になれると思うか?」
「いや、なれん」(サッとなおす)
『おぉ!キレイになった、ちゃんとなおしてくれてる人の方が信頼できるわ!』
「そやね!」
たわいもない、こんなやりとりですが、『信頼』という言葉を何度も色んな場面で使うようにしていると、何だか響いているみたいです。
ちょっとした嘘をついたり、
時間を守らなかったり、
テレビや電気をつけっぱなしにしたり、
床の上に物を散らかしたり、
注意することは山ほどあります・・・(笑)
「それで信頼してもらえるの?」という言葉に変えています。
できたときには、
「そっちの方が、お父さんは信頼される人だと思う」って繰り返しています。
久々に、我が家の子育てでは、この言葉がしっくりきています。
もとに戻ります。
『信頼する、でも信用はしない』
というリスク管理や、部下の育成の言葉がありました。
もう一言、最後に付け足して子育てをしたいと思いました。
『信頼する、でも信用はしない、でも信頼する』
「信頼される人」になれるよう励んでほしい。
それは、こちらから信頼したい気持ちの裏表なんだと思います。
「お前のことを信頼したいから頑張って」そんな気持ちがきっと伝わっていると思います。
「~がしたいより、~になりたい」という記事も書きましたが、
まさに、
「信頼される人になりたい」
この気持ちが大切だと思います。
そして、この言葉は、ぼく自身にも跳ね返ってきていて、日頃から意識していきたいなぁと思っています。
冒頭のイラストは、こんな抽象的な話題でどうしようかと思ったんですが、『見守る』で検索してみつけた素晴らしい作品でした。懸命に咲く一輪の花を励ましつつ見守るような温かいものだと思います。
これは、榎田智子|noteさんの作品を使用させていただいています。ありがとうございます。
今日もご覧いただきありがとうございました。
これまでの関連する記事をいくつか貼っておきますね。
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