5つの『協働』のメリット
『協働』のメリットって何なんだろう?
分かっているようで、言葉にできていないことをアウトプットしてみました。
昨夜、北九州市内のスゴイNPOの方々、そして市民活動サポートセンター(行政)の皆さんと、熱い熱い議論に加わらせていただきました。
皆さん、それぞれの活動を通じて、様々なことを感じ、考えてこられたその経験値や感性はとても大切なことばかりでした。
スタッフやメンバーの参加状況や、助成金を含めた財政的な状況など、いくつかの側面から議論を進めていきましたが、
毎回、ひっかかるというか、熱い議論になるのは『協働』の姿勢やあり方について。
『協働』については、連携でもなく、委託契約でもなく、両者が主体的に、共に活動することであり、
課題や目的の共有から、共に歩みを進めることだということを、改めて感じました。
来週また、今後の議論を進めていく予定で、
行政からの助成金の内容や、行政とNPOの協働について、どんな活動ができるのかを考えていきます。
そこでそこで、改めて、ぼく自身、整理しておかないといけないなと考えたことは、
『協働』のメリットって何なんだろう?
この分かっているようで、言葉にできていなかったことを、ぼくなりにひねり出しました。
そして、言葉だけでなく図解してみました!!(これが割と重要(笑))
暗黙知を言語化、図解化したアウトプットです。
①『共感的』メリット
協働の相手方は誰でも良いのですが、
行政とNPOとの協働の例で書いてみました。
協働は『課題』に共に向かうことです。
課題と表裏一体で実施目的があります。
行政課題でもあることで、NPOの活動目的に合致するものがあれば、
協働してアクションを起こしていけると良いと思います。
行政のみで悩んでいるのではなく、『共感する仲間』が増えることはとても素晴らしく頼もしいことです。
②『質的』メリット
これは結果論的なことではあるのですが、ぼくの経験上、特に感じていることであり、協働の一番の魅力かもしれません。
当初想定していた成果よりも、協働により、もっともっと大きな成果が出ることがあります。
これは、様々な角度から、思いや、知恵や、ノウハウが入るからです。
ダイバーシティ的な魅力とも言えます。
事前に測れるものではないからこそ難しくもあり、驚くほど、とてつもない成果が出ることがあります。
③『量的』メリット
まぁ、これは当然のことかもしれませんね。
協働じゃなくても、バイト報酬で人集めでも同じかもしれません。
協働により、マンパワー的な人的資源が増えることも魅力です。
より多くの人で活動するほど、熱が高まっていきます。
④『感情的』メリット
これは、目に見えないものですし、効果・成果として感じにくいことかもしれませんが、とても重要なことです。
活動する人の喜びに繋がっていくということです。
協働の場や機会を設けることにより、
多くの人の『やりがい』や喜びを見出せていけたならそれは素晴らしいことです。
同じ活動をするにしても、誰かがサッサとやってしまうということでなく、
多くの人と分かち合うことで、
関わった喜びが増していくということがあります。
『ハート』はピンクで作ったんだけどな・・・ご了承ください(笑)
⑤『コスト的』メリット
コストといえば真っ先に思いつくのが、マネー的な、金銭的コストですね。
合わせて重要なのが、時間的コストです。
協働することにより、コストがグッと抑えられることがあります。
これは、それぞれの『想い』を寄せ集めることで、達成できるものです。
結果的に、要する時間が短縮できたり、
かかった経費が少なくすむということは、確実にあります。
まとめ
協働っていうのは、
一朝一夕にして成し得るものではなく、
微妙なバランスや、言葉遣い、位置関係、姿勢・・・などなど、
色んな要素があり達成するものです。
『協働』を達成するノウハウなどは、
度々この毎朝noteでも書いてきましたし、講座などでもお伝えしてきましたが、
『協働によるメリット』について改めてまとめることができて、とても良かったです!!
昨夜の、NPOや行政の皆さんとオンラインではありましたが、これからの北九州市の市民活動のあり方という課題をテーブルの真ん中におき、本気で議論しました。
これは同じ志をもった人たちが、それぞれの時間を費やした、まさに協働の場面だったと思います。
①共感する仲間がいることを感じ
②ぼくだけじゃ思いつきもしなかった意見が聴け
③こんなにも多くの方が一緒に考え
④ぼく自身とても大きな学びになりました
⑤きっと細々とぼくだけで考えていたら、もっと多くの時間がかかったろうと思います。
ほら、こんな会議の協働でさえも、この5つのメリットを感じることができていますね!!
協働、素晴らしい!!
今日もご覧いただきありがとうございました。
これまでの関連する記事をいくつか貼っておきますね。