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江戸のメディア王・蔦屋重三郎の成功術:大河ドラマで話題の人物に学ぶライフハック

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江戸の吉原から飛び出し大活躍したメディア王。やりすぎて幕府から弾圧されると、これを逆手にとって爆発的なセールスを記録!

 来年の大河ドラマの主人公、蔦屋重三郎は吉原出身というグレーな立場。世間は物価高で普通の商売をしても埋もれてしまう。彼はどうやって成功したのか?

 今でいうレンタル業、小売、卸売、出版、さらには広告の仕事もやった。あのTSUTAYA・蔦屋書店と関係はあるのか? 解き明かしていきます。蔦屋重三郎の人生からにじみ出たライフハック術を100円で試してみませんか?


大河ドラマ「べらぼう」メインビジュアル国内版、グローバル版

物価高の時代を生き抜く方法

 蔦屋重三郎が活躍した時代、庶民は物価高に苦しんでいた。安永元(1772)年、10代将軍徳川家治の時代で、老中はあの田沼意次だ。現代でもそうだが、人は物価高になると安価で手軽に楽しめるものを求める。

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