展覧会レポ:「当意即妙」展でミャンマーの現状に触れる。デスマスクや願い舟の意味とは?
【写真12枚】
京都、四条烏丸から徒歩5分の場所に、京都芸術センターがあります。そこでは今、展覧会「『当意即妙』#芸術文化の抵抗戦略」が開催中です。
3本指
様々な立場の方がいらっしゃるでしょうから、今回は展示されている作品の紹介だけをさせていただきます。
ミャンマーの今を考えるきっかけになれば幸いです。
ミャンマーの状況を伝える作品たち。一枚一枚、必死さはありつつもユニークに、表現されていました。
WART(ワート)は、「言論・表現の自由・若者の未来」をコンセプトに、自由と平和な表現活動を支援する団体です。
レトロな建物
廊下を歩き、別の展示室へ。廃校になった小学校らしく、レトロな気分になります。
注:
これより下には、デスマスクの展示があります。
「クーデター以降の暴力の犠牲となった人々の顔をモチーフとしたマスクを、その手で制作してきたアーティスト『カミズ』のプロジェクト」³だそうです。
制作に参加
わたしも、折らせていただきました。
展示室の内部は、中央に釣られた湖、そしてマスク。
展示室の制作過程がYouTubeにあります。
デスマスク
この場の空気は、葬儀場の荘厳な空気が一番ちかいです。
亡くなった方のお顔が紙で表現されてます
どれも違う顔、違う表情です。
死を想う²
「2021年2月1日ミャンマーで国軍がクーデターを起こしました。反発する民衆に対して、軍は武力弾圧を続けています。民間報道機関の活動許可がはく奪され、国営メディア以外の報道は制限されるなど、軍による厳しい情報統制下に置かれています。」¹
今日はこれで失礼します。
ソース;
¹:南ギャラリー展示説明より「WART~ミャンマーの今を考える~」
²:「当意即妙」アーティストステートメント
³:フライヤー「当意即妙」主催:居原田遥、京都芸術センター
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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