全社員が集まることで気付いた、本当に大切なたった一つのこと
皆さん、こんにちは。
私たちコクーは3ヶ月に一度全社員が集まる機会がありますが、期初は7月の第一土曜日に開催する「経営方針発表会議」という全社会議があります。
コクーは2019年2月の創業ですが、実際の事業を開始したのは7月なのでちょうど丸4年が経ちました。その4年前、207名で集まってスタートの号令をしたのがこの「経営方針発表会議」です。2023年7月現在、コクーの仲間は601名で約4倍。こうして全社員が一同にリアルで集まるのは創業以来、実に4年越しの2回目なので、私にとっても感慨深い機会でした。
そんな今期のテーマは、
「Unite for Growth」
一人ひとりの成長のため、組織の成長のため、チームとして一つになろう!そんな「経営方針発表会議」の雰囲気をお伝えできればと思います。
INTRO
開始直前までワイガヤしているのですが、13:00になると会場が暗くなり、かっこいいINTROムービーが流れ出します。
INTROムービーが終わると続いて総合司会の紹介ムービーが流れKAZUUUUこと"かずさ"の登場!2023年1月入社にも関わらず2回目の総合司会を快く引き受けてくれました。600名の前でも堂々とファシリはすごい!ありがとう!
経営方針発表会議の目的や、当日の流れなどタイムテーブルの説明やアイスブレイクなどで会場を温めてもらいました。
全社方針
私に与えられた時間は30分。
❶理念
3つの問いから体系的に理念を。
私たちは何を成したいのか?
┗パーパスやビジョンの実現
私たちはどんな価値観を大切にしているのか?
┗ミッション、スローガン
私たちは何をしているのか?
┗事業「人財」×「デジタル」
理念を表現したイメージ図
社会においてどんな存在でありたいかがパーパス、会社としてどんな状態でありたいかがビジョン、それを実現するために大切にしている価値観がミッションであり、その方針がスローガン、それを実現するために行っているのが事業であり、日々大切にする行動指針(プリンプル)がある。
コクーは理念共感型経営をしているので、皆がこのイメージを何となくは持っていると思うけど、では「これを自分の言葉でストーリーとして話してください」ってなると中々これが難しい…
私は言葉というのは、方程式があると考えています。それは言葉は体温と体重の掛け算だということ。
自分が共感しているものややりたいと思ったことなどに対しては、想いが乗っかり体温ある言葉となって伝わります。
体重は自分の経験です。自分で体験したモノやコトにはリアリティがあるし、言葉に重みが増します。
そういった想いや体験を通じて、自分の言葉としてストーリーで語ることで、刺さる言葉となり、自分自身の信念にもなってくると考えています。
そして大切なのは、
自分のWill(やりたいことや成したいこと)と
会社のWillを重ね合わせて、
自分の言葉として明文化するということ。
それができたら、何が生まれるかって?
圧倒的な当事者意識が生まれます。
やらされ感ではなく、自らやっている感となるのです。そんな状態で仕事に取り組めたらめちゃくちゃハッピーですよね。
全社員がそんな自分のWillと会社のWillを重ね合わせてストーリーで話せるということが、理念を体現するということであり、コクーはそんな一人ひとりが圧倒的な当事者意識を持ててハッピーに働ける会社を目指していきます。
❷VISION2030
コクー第二創業期に合わせて、長期経営計画としての「VISION2030」を掲げ、全社員にその背景や想いをお伝えしました。詳細はこちらの記事で↓
❸Tell me , what is it you plan to do with your one wild and precious life?
最後の5分。Agendaにない私の個人的な話を。
皆さんは考えたことありますか?
私はこれを機会に色々と考えました。こんなことをしたいな。あんなところにいきたいな。〇〇がほしいな。などなど…
で、結局辿り着いたのが、
「幸せだったと思える人生」
「ハッピーな人生を過ごす」
ということでした。
当たり前すぎるが当たり前じゃないこの「人生の幸せ」というワード。
私は、たくさん失敗し、たくさん恥もかいてきたけど「挑戦した!やり切った!」と言えるような人生。死ぬ間際に「やり切った!いつでも死ねる」と思える人生が究極の幸せなのかな?なんて思ったりしています。
人生100年時代と言われていますが、元気に動けるのは80歳位だとして、その80年を20年単位でみると人生のステージは4つに区切ることができます。
そしてそのステージⅡとⅢの20歳~60歳の40年間は、人生の中でも最も密度の高い40年ですよね。そしてその40年間、多くの人は仕事をしている期間でもあります。
仕事や組織は手段だけど、人生のハッピーに大きなウェイトを占める。
そんな仕事を、どんな人と、どんな想いで、何を目指していくのかは、人生のハッピーにも大きな影響を与えるものだと思っています。
もう一つ質問ですが、
日本には会社は何社あるか知ってますか?
約370万社です。私たちはその中の1社にいて、この瞬間ともに過ごしている600名です。それは奇跡以外のナニモノでもない。
その奇跡のメンバーが、一度きりの人生の中で、自分のパーパスを会社のパーパスと合わせて、皆が当事者意識を持ってハッピーに働いていく。そしてそんな仲間と共に切磋琢磨して働けたらもう最高じゃないですか。
私はそんな一度きりの人生を、今いる奇跡の皆さんと共に創っていきたいと思っています。これが私のマイパーパス、人生で成したいことです。
「Unite for Growth」
一人ひとりの成長のため、コクーや日本の成長のため、一つになっていきましょう!
今期もどうぞ宜しくお願いします!!
各事業&コーポレート
さて、続いては各事業やコーポレート部門の振り返りと今期の方針。
ファシリテーターは4月に産休復帰した、かえ a.k.a.石柳徹子。
まずは各事業部門で、ITインフラ事業本部、EXCEL女子事業本部、デジタルマーケティング事業本部、RPA事業部に加え、平塚CFO の6名が登壇。
続いて、コーポレート部門は、人財開発本部、営業本部、経営管理部、広報グループ、カルチャー推進室(CPO)の発表
コクーはママ社員も多いので今回は2階の控室にベビーシッターさんをお願いし、子供を預けてママたちはすぐ横の2階席から聴けるといった取り組みも初めて実施。好評だったようで良かったです。
アワード
さぁここからはお祭りです!一旦休憩を入れウェルカムドリンクを持って、4Qアワード並びにアワードオブザイヤー(年間)の表彰式です!
乾杯の後は4Qアワードの発表!
普段のTsuki-Ichiはこれで終わりだけど、経営方針発表会議はこれで終わりません!雰囲気を変え、アワードオブザイヤー(年間)の発表です!
アワードオブザイヤーはそれ以外でもたくさん賞がありすぎるのでちょっと割愛しちゃいましたが、受賞の皆さん本当におめでとう!!引き続きロールモデルとして突っ走っていってください!!期待しています。
懇親会
最後は懇親会。ここからはラフコミュニケーションをそれぞれが楽しむハッピーなひとときです。
懇親会では、ESGイベント班によるビンゴ大会を開催。
本当に大切なたった一つのこと
いかがでしたか?
私自身、600名の仲間がいるということは頭では理解していましたが、全社員が一同に会することでそのリアリティを体感しました。この会を数ヶ月前から準備し、当日の進行をしてくれたCPO&運営メンバー、司会やファシリテーターや登壇者、Qアワードのすべての項目の受賞者、そして懇親会での皆の笑顔を見て、気づいたことがあります。
それは、皆への感謝です。
当たり前中の当たり前ですが会社というのは一人ではできません。多様性ある人々が集まって皆で力を合わせていくことで成り立ちます。この機会を通じてそうやって会社はできているんだなと改めて体温で感じることができました。
でも、その本質は何だろう?ともう一段深く考えました。
そうしたら本当に大切なたった一つのことが見えました。
それは、愛。
人は、愛を持って接することができる生きものです。愛があることで互いに絆が生まれ、個ではできない大きなパワーを発揮する。人は組織にいるために生まれてきて、人生は組織であることで意味を持つのだと。家族なんかと似ていますよね。最小単位の組織は家族ですが、家族のためには自分の苦労も厭わない。男女とか年齢とか損得とかじゃない無償の愛。
それこそが企業の本質であり、
人生の起点であり終点である。
It's ALL
コクーはそんな"愛あるコミュニケーション"が溢れる組織であり続けたいと改めて感じた機会でした。
なので、これから私がもし迷うようなときがあったときには、自分にこう問いかけます。
「そこに愛はあるんか?」
最後に、全社員集合!
皆いつもありがとう!これからも宜しく!
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