コクーが地方創生に取り組む理由
こんにちは。4月に入り世間では新年度となりリクルートスーツのフレッシャーズを多く見かける季節となりました。コクーでも新卒16名、中途28名の計44名にジョインしてもらったので、新しい活力で更なる活気に溢れてくるだろうとワクワクしてます!
そして4月1日にはコクー初となる支社を福岡の博多に設立しました!
これをきっかけに、今後は「地方×DX」をテーマに地方展開を加速させていく予定ですので、今回はコクーが地方創生に取り組む理由をお話ししたいと思います。
日本が抱える人口減少
日本が抱える一番の問題は、少子高齢化による人口減少です。高齢者が増えて人口が減ると全体的な消費量も減ってきますが、それでも2030年までには労働需給ギャップが644万人になると言われています。
また他国と比較しても日本は少子高齢化先進国として、世界でもいち早くこの課題に向き合う必要があります。
中小企業が日本を元気にする
日本の企業を規模別にみてみると、大企業が1.1万社、中規模が53万社、小規模が304.8万社となり、全企業のうち、99.7%が中小企業で占められていることが判ります。
更に、働き手の70%が中小企業であり、その付加価値は全体の53%を占めています。そして地方においてはその中小企業が雇用の80%を支えているという状況です。
つまり、中小企業(特に地方)の元気は日本経済全体において、非常に重要な位置づけであるということが判るかと思います。
また、2019年には全県で有効求人倍率が1倍を超えました。
地域別に見た中小企業の従業員過不足DIにおいても2011年以降から全域において人財不足感が加速しています。
日本がもっと元気になって国際的な競争力を維持していくためには、"中小企業が元気である"ということが非常に重要なのです。
私たちコクーにできること
その地方の中小企業を元気にすべく、私たちコクーができる地方創生のカタチとは何か。大きく分けて3つです。
❶雇用創出
「働きたいけど働き口が限られている」「付加価値をつけて成長していきたい」等の地方在住の未経験者を正社員で迎え入れ、私たちのDX教育という架け橋を以って、DX人財として活躍してもらう。
❷従業員の生産性向上
私たちが持っているDX教育サービスを提供することで従業員の方々の生産性向上に貢献できる。
❸低価格でのDXサービス提供
完全無料のRPA「マクロマン」を活用したDX推進や、DXを加速するにあたり必須な伴走支援をサポートプラットフォームという形で気軽に安価で提供できる。
私たちの強みであるこれらのソリューションを地方版として提供することで地方創生DXを実現していきます。
どのようにしてやるか
ただ、サービスの形はできても私たちは今まで首都圏のみで展開してきたため、地方企業へのアクセスは全くできてない状況でした。
なので、地方銀行のVC(ベンチャーキャピタル)を中心にエクイティファイナンスをさせていただき、資本業務提携をした上で地方企業にアクセスしたり、地方自治体には完全無料のRPA「マクロマン」で需要を創出し支社展開をしていく予定です。
カタチは様々になってくると思いますが、2030年までには30拠点を実現していくことをKPIとして設定しました。
また、コクーの社員がUターンやワーケーションなど、働きかたの選択肢を増やしていくことも大切な戦略です。例えば地方支社で数週間働きながら地域の方々と接点を持つことなどでリフレッシュしながら働くと共に、非日常空間からのクリエイティブな発想を仕事の生産性向上につなげたり、新たな事業やサービスの創出にもつなげ、地域経済の活性化にも貢献できればと考えてます。
(ぜひコクー社員の皆さんは「魅力あるチーム。新しい働きかた。」というビジョンを実現すべく、様々な視点から共に地方展開を進めていきましょう!)
日本を元気に!
現在どの地域でも産官学金が連携して活性化に向け課題解決に取り組んでいます。私たちはまだまだ見えていない部分も多いですが、行動することで何かが見えてきて、また繰り返し行動していくことで何かが変わっていくと信じています。
そしてそれは私たちコクーのアセットと圧倒的当事者意識を持った社員がいればできると確信してます。
この日本は伸びしろしかない!
労働人口減が大問題であることはもちろんですが、それを悲観するのではなく、皆ができる方法を考えれば必ず道は拓けていくと信じてますし、私たちは私たちにできることで、日本を元気にしてまいります!!
ぜひ、私たちコクーのこれからのアクションにご注目ください。
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