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#363 ちょっとした呟き
「やりたいことをやればいい」
これは私が最も嫌いな言葉の1つでした。人は多くの制約と義務の中で生きています。自分がやりたいことをやれるなんて、一部の特権階級にしか与えられていない特別な権利だと思っていた。
今私は様々なラッキーによって自分のやりたいことを仕事にできている。上記の経験を経た今の私は本気で「やりたいことをやれば良い」と思っていて、しかし、それをするためには多くのラッキーが必要であるとも感じている。そしてそれを個人に与えられたラッキーではなく、教育という社会の基盤を通じてできるだけ多くの人にとって「必然」にしたいという思いがあります。
先日、ある人に、「お前は余裕があるから、仕事が進まないんだ」と言われました。私なりに色々と考える。過去の自分を思い出す。で、思う。余裕はない。やりたいことをやっていても余裕はない。成功するかどうかもわからない。そんな不安が私の仕事を邪魔する。停滞感もあるし、やらなければならないとわかっていても、なかなか手につかないこともある。
それでも、やるしかない。時間がかかろうと。周りにサボっていると言われても。遅いと言われても。恵まれているからと言われても。現実をわかっていないと言われても。自分のペースでやるしかないのです。