AIの力で業務効率アップ!非エンジニア情報システム職がChatGPTを活用検証
はじめに
新時代のAIツール、ChatGPTを使って、非エンジニアである情報システム職の私がどのようにスキルアップできるか、探求の旅に出かけましょう!
改めまして情報システム職に従事しているJinと申します。
ChatGPTが急速に広まり、その活用方法やリスクに関する情報が目まぐるしく更新されています。
仕事柄、セキュリティ観点はもちろん、活用方法についても常にキャッチアップしていく必要があります。
AIツールが多くの職種を脅かすというニュースもありますが、その不安を払拭するために、どのように積極的に活用できるかを見つけ出していきたいと思います。
特に、私は銀行系や通信系のインフラエンジニア出身のレガシー情報システムのおじさんなので、コーディングができません。(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
コーディングができるニュータイプな情シスの方、すごいよ(>_>)
というわけで、そんな私がAIツールを使ってどこまで自分と組織をアップグレードできるかを継続して探求していきたいと思います。
実際に触ってみたAIツール
ChatGPT
革新的な会話型AIで、人間のような自然な文章を生成
過去のやりとりを学習して対話を継続できる
WebUI版とAPI版の2種類が利用可能
Stable diffusion
入力したテキストから、画像を生成するAI
事前にイラストや画風を学習させた訓練済のAIモデルがあり、作成したい要件によって選択すべきモデルは異なる
前回含め今回の記事で使う画像も全て、Stable diffusionをベースでMacbook Air(M1)で作成
ハマると抜け出せず、ずっと遊んでいられます。。
ChatGPTを活用した業務活用の検証
1.資料及びスピーカーノートの骨組み作成支援
資料の骨組み作成には結構有効かと思います。
資料本文やスピーカーノートについては、自身の考えや話し方があるため、たたき台程度でしか現状使っていません。
考えや話し方含めて、ChatGPTに学習させることができれば、より精度高く使えるんじゃないかなと思います。
※余談:今後、自身のデータをインプットして、自分の分身を作成できるような機能も出てきて欲しいです。
一定のフォーマットに従って、原稿を読み上げたりQAに回答した音声をChatGPTへインプットするなど。
2.リリースノートや英語記事の翻訳・要約
記事概要を理解するまでの時間が90%以上向上!
(例)こちらの英文記事の要約を依頼
もっと簡潔にしてもらうよう依頼。
翻訳時間、文章要約をわずか2分程度で実施してくれたChatGPT
翻訳はDeepLでも可能ですが、翻訳+要約をまとめて実施してくれ、かつ追加要望に答えてくれます。
※余談:自分の子供が大人になった時にはどうなってるんやろうか。。
攻殻機動隊みたく、脳にプラグとかありえないと思ったけど、ありそう。。
その時は、タチコマが年老いた私の移動手段になっていて欲しい。
3.GASのコード生成とコードレビュー
要件をもとにコード提案と自身の学習のためにコードレビューを依頼
コーディング経験が少ない私でもトライ&エラーを繰り返して、単純なコードですが2時間程度で実装できました。
既存業務の自動化にもつながり、さらにGASの学習効果もあるしで、個人的にはこれが一番効果を実感してます。
その他AIツールの活用検討
社内の手続きや問い合わせへの自動応答bot作成
Docsbot.aiが使い勝手が良さそう(検証中)
複数のチャットbot、複数メンバーでの管理が可能
取り込めるデータ形式は、CSV、PDF、Text、URLなど多数
日本語対応
プライベートモードあり(社内限定)
先日サポートから回答があり、SlackへのIntegrationは近々リリースとのこと。
AIツール活用のメリットと注意点
非エンジニア情報システム職が得られるメリット
これまで不可能だったことが、ほとんど学習なしで簡単な操作で実現可能
今後機能強化(画像の取り込みなど)が予定されており、使い勝手もさらに向上
導入・活用時の注意点やリスク
WebUI経由の入力は機械学習対応となるため、機密情報の入力はNG
ただし、先日、学習対象とさせない機能が実装されたので、利用者側で選択可能有料版(GPT4)と無料版(GPT3.5)の性能差が大きい
回答の精度と丁寧さ、質問への理解度が圧倒的に有料版の方が優れていると思います。
今後、有料版では画像入力も可能になるとのことで、$20/月で自分をアシスタントしてくれるなんて個人的には入らない選択肢はないかと思います。
API経由で使う場合は1回あたりで受け取れる文字数(トークン数:約4000)に制限がある
API経由だと1回に送信できるトークン数に制限があるため、これを考慮して、フローを組む必要がある。今後、この制限が緩和されると小耳に挟んだので、さらに利便性が高まると思います。
最後に
最後まで読んで下りましてありがとうございました。
この記事で使っている画像はMacbook Air(M1)にてAIイラストツールから生成したものです。
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