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 2010年に公開された映画『英国王のスピーチ(The King's Speech)』は、吃音に悩まされたイギリス王ジョージ6世と、言語療法士ライオネル・ローグの友情を史実を基に描いた作品で、第83回アカデミー賞で作品賞など4部門を受賞した名作です。

 私たちは先天的(あるいは後天的)に様々な「特性」を持っています。その特性の種類によって、時に現代社会の中で、それを有する人を生きにくくすることもある。

『授業参観で出た「吃音」、一番の友達の母親に「うちの子と話してる?」と聞かれて…「注文に時間がかかるカフェ」主催の奥村安莉沙さん』

 記事の中では、ジョージ6世と同じ「吃音」に悩んだ奥村安莉沙さんの学生時代の体験が書かれています。
 
 私も前述した映画を知るまでは、「吃音」に関する知識は皆無で、また今回奥村さんの記事を見つけるまで、日常の中でそれに関して考える時間は決して多くありません。

 今私が住んでいる公共交通機関では、発達障害の方の行動特性の例が記されたサインが掲示されています。

 先日聞いた人気漫才コンビのラジオの中では、一人がコンビニで電子マネー10万円分を購入しようとしていて、それを止めるかどうかの判断が難しいと言うエピソードを話した時に、相方が、それを聞くといざ自分がそのような場面に出くわした時に役立つと語っていました。

 知ること、接触頻度をあげること

 学びの中の原点なのだと実感します。

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