#127 公教育の役割は様々な価値観に「触れる機会」を作ること
朱に交われば赤くなる
私たちが成長する過程の中で「環境要因」は大きな要素です
私たちが日常的に何に触れるか
は私たちの考え方や価値観に様々な影響を与えるでしょう
多様な社会で生きる私たちにとって
できる限りの多様性を触れることは、それ自体が「学び」であり、それらを「知る」ことによって、様々な可能性を広げることができるようになります
先日東京に行きました
やはり東京は大きく、そして色々な人がいます
電車に乗っていても街を歩いていても
今私が暮らしている場所と比較すれば
その多様性はけたが違います
学問、芸能、美術など様々な分野が暮らしている人たちの「身近」にあり、その「身近さ」は、そこで暮らしてる人たちが何かをする時、そのハードルを低くしてくれるでしょう
私たちが非常に幸運なのはインターネットの普及により
地理的な要素を無視して、様々な情報を得ることができる点です
私たちが生きていく上で大切な「学び」は単に学問的知識を入れることだけではありません
世の中には様々な意見・価値観・社会が存在し、それが実は自分と近いところにある
という感覚は
自分自身の人生をより広げてくれます
学校が
多様な価値観に「触れる」機会を提供することが大切なのです