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  現代の技術革新の象徴といえば、iphoneに代表されるスマートフォンではないでしょうか。スマホの誕生によって、私たちの生活は劇的に変化をしたと言っても過言ではありません。

 スマホネイティブと言われる世代が中学校入学を控えています。心と体が発達し、されど未だ成熟しきらない、人生で最も「不安定」な人たちが集団生活をする「学校」では、スマホに関わる様々なトラブルが生じています。

『“スマホ依存症”のやす子が「100時間スマホなし」の社会実験をした結果…SNSでメンタルがダメになるこれだけの理由』という記事を見つけました。

 記事の中ではスマホ依存症気味の人気芸人やす子さんがスマホなし時間を経て、結果、また元通りになってしまったと書かれています。

 こういう記事を見ると、学校の先生も保護者も、子どもからできる限りスマホを遠ざけたくなる。その気持ちは私も理解できるし、実際子どもがいたら、そうするかもしれません。しかし、実際問題として、子どもたちの生活からスマホを完全に排除することは事実上不可能です。今の現代はスマホを中心に回っているといっても過言ではないし、スマホが「学び」を行う上で非常に有益で強力なツールであることもまた事実。

 ともすれば、やはりそこは「スマホの扱い方」を学ぶ機会を与える必要があります。また先ほど述べたスマホネイティブ。彼らにとっては、スマホは生まれながらに存在する、決して特別なツールではなく、ある種当たり前のもの。逆に言えば、彼らの方がスマホの扱い方や危険性を理解するのが早いかもしれません。

 スマホの利益・不利益を適切な段階で経験しておけば、彼らにとってはスマホの脅威はすくなるなるような気もしています。


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