鬱で気づかなかったこと

鬱期になると
いつも通りにいかなくなるけど
たくさんのことに気が付かなくなる。

その中の一つに部屋が
散らかってること。

家族は、指摘されると掃除しなきゃと
私が辛くなることを懸念して
何も言わないから

余計に散らかってることに
気がつきにくくなる。

確かに指摘されると強迫的に
掃除しなければならないスイッチが

入りそうでもあるけど
言われないと
そのまんまなので
部屋がどうしようもない。

今回は鬱が少し抜けてきて
調子がよくなって来たからと
久しぶりに友達を呼ぶことにした。

これを機に片付け始めてみたら
まぁ汚い、汚い。

どれだけ普段の鬱状態のときに
活動性が落ちたことが
良くわかる訳だけど

その間、来客があった時に
汚さを見られていることは
取り返しつかない。

片付けてみると
気分も良く、こんなことも
気が付かなかったのか
と不思議に思う

人が来ないと
（来ても気にしない間柄の人だと）
わざわざ片付けようとも
あまり思わないから

そこそこに人をお招きすることは
家の中を片付けるには
もってこいだ

おまけに家中の空気も変わる

鬱になると
人の気持ちにも
気が付かなくなることも。

余裕がなくなるからかな

いつもいい調子でいる人もいないし
誰にでも鬱っぽい時はある

気が付かない人に
怒ったり傷ついたり
誤解してしまうこともあるけど

誰でも調子が悪い時があるから
と、寛容になれると
いいのかな

鬱から抜けた時には
人の優しさや思いやりが
心に沁みる

世の中まだまだ良い人もいっぱい
いるんだと思える瞬間も多い

だから調子が良い時くらいは
人に親切に心がけようって
思う。