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【保存版】トレイルランにおすすめのテーピングの貼り方7選
※本記事は2021.10.20のブログの再投稿です。
トレイルランナーであれば誰しもがこんなふうに思ったことがあるのではないでしょうか?
少しでも”速く” “楽に”走りたい!
最後まで脚が持つだろうか?
膝が痛くならないか心配、、、
こなれ感を出したい ←笑
私自身、ここぞという時には(もちろん先日のOSJ KOUMI100でも)いろんなページをググって自分でテーピングをしているのですが、毎回毎回調べるのは面倒です。
そんなテーピング方法が一つにまとまっていたら便利ですよね。
同じことを思ったことがある方、そして今後の自分のためにも投稿で残しておきたいと思います!
テーピングの効果
貼り方の説明をする前に、まずはテーピングの効果について簡単に紹介します。
テーピングには主に3つの効果があると考えています。
怪我のリスクを軽減する。
筋肉、関節の動きを良くする。
気分を上げる。
怪我のリスクを軽減する
テーピングは誰しもが経験した事のあるであろう怪我をしないため、また怪我を悪化させないためのサポートをしてくれます。
弱った筋肉のサポート、関節の稼働範囲の制限をすることによって自分ではコントロールしきれない動きを抑えることができるため、不安がある場所にはできるだけ貼るようにしています。
貼ると何より安心感があるので思い切って走り回ることができますね!
筋肉、関節の動きを良くする
ハードなトレーニングやレースの時に脚が持つかどうか不安に思うことがありますよね。
そんな時に筋肉に沿って貼ると、テーピングが筋肉の動きをサポートしてくれるため身体を動かしやすく、さらに疲労が溜まりにくくなります。
楽に・速く・長く走りたい時にちょっと一手間。おすすめです。
気分を上げる
ふざけていると思われるかもしれませんが、これ結構重要だと感じています。
ネット記事や雑誌で見る有名選手、参加した大会で見る速そうな選手がテーピングをしている姿かっこいいですよね。
例えば2019年のUTMBでゴール直前の鏑木さん。とてもカッコいいです。
膝はテーピングでガチガチに固めていて、長い距離を走り抜いてきた姿を見ると感動します。
(国旗をポールにくくりつけるのおしゃれですね〜笑)
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自分の好きな選手を真似して、同じブランドのテープを貼ったりお気に入りの色のテープを貼ったりすることで気分も上がって、パフォーマンス向上に繋がると思います。
おすすめのテーピングの貼り方 7選
ここからは私がよくやっている7つの貼り方(肩、胸、腰、膝+前腿、ふくらはぎ、すね、足裏)を紹介していきたいと思います。
肩
最初に紹介するのは「肩」です。
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貼り方はこちら
走るのに肩?と思われる方もいるかもしれませんが、トレイルランはザックを背負って走るので肩も凝りがちなので、特に長い距離を走る方にはおすすめします。
私もいつもレース終盤は肩が凝って痛みが出てくるのですが、KOUMI100では一切痛みが出ませんでした。
普段デスクワークなどで肩凝りのある人にも良いと思います。
胸
次に紹介するのは「胸」です。
こちらも一見ランニングとは関係なさそうですが、侮ってはいけません。
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貼り方はこちら
胸へのテーピングは呼吸を楽にする効果があります。長い時間ザックを背負って走っていると疲れからだんだん上半身が丸まり、胸が詰まって呼吸が浅くなりがちです。
そんな時にこのテーピングをしておけば胸を開くサポートとなり、深く息が吸えるようになります。
貼った瞬間から胸が開く感覚があり、自然と姿勢が良くなります。
呼吸が楽になる感覚は正直分かりませんが、長い距離を走るときは小さいことの積み重ねなので、貼っておいたほうが安心ですね。
腰
みんなお悩み「腰」のテーピングを紹介します。
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貼り方はこちら
レース後半ともなると腰が重くなってくる、胃腸の疲労で背中が痛いといったトラブルはつきものです。そんな時や普段の腰痛の時にも、あなたを助けてくれるのがこのテーピングです。
ロングを走る時には胃腸トラブルは起こりがちです。食べ物や薬で回復という話もよく聞きますが、テーピングでも予防できるんですね。
是非試してみてください。感想お待ちしております!
膝+前腿
やっときたか、ランニングに効きそうなやつ。お次は「膝+前腿」です。
特に下りでは前腿の筋肉を使うので、レースも終盤になると生まれたての子鹿のように膝が震えてくるこがよくありますよね。
同時に膝がぶれてきてヒヤッとする場面も多くあると思います。
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そんな時におすすめなのがこちらの貼り方です。
私は登りが得意ではないので、下りで攻めることが多いです。
そうすると前腿を酷使するためこのテーピングをしておくと得意の下りを走る気力と体力が続くと思います!
あと、前腿に貼っている人は強そうに見えます。(あくまで個人的見解です笑)
膝のみで良いという方はこちらもおすすめです。
記事にもあるとおり、太ももの動きも軽くなります。
ふくらはぎ
7選のうち半分を過ぎました!次は「ふくらはぎ」です。
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貼り方はこちら
レース中に攣ったことがある人も多いはず。太ももに比べて小さい筋肉なので、上手に走れないと疲労が蓄積しがちです。
アキレス腱痛に悩まれている人も多いと思います。私もその一人です😅 一番良いのは痛みがなくなるまで休むことですが、そうもいかない時にこのテーピングをすることで少しでも負担を減らせるためおすすめです。
毎回こんなにばっちり貼ってられないよという方は中央の一本だけでも十分効果があるので試してみてください。
すね
次に紹介するのは「すね」です。
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参考にしたのはこちら。New-HAREさん、いつもお世話になっています。
木の根っこや岩がある中を走るトレイルランでは、無意識のうちにつまづかないように爪先を上げる動作を行っています。疲れてくると脚が上がらなくなるのでさらにこの傾向が強まります。
そこをサポートするのがすねのテーピング。試してみてください。
KOUMI100でもこのテーピングに助けられました。
3周目が終わった時にすねの筋肉の張りを感じていたので、エイドでテーピングをしたところ4周目からはスッと軽くなり張りが解消されました。
足裏
最後は「足裏」です。
ロードはもちろん不整地を走るトレイルを走るときは踏ん張るために足裏の筋肉を酷使するので、最重要といっても良いテーピングだと思います。
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疲れてくると足裏のアーチが下がってきて痛みが出るので、このテーピングでアーチを持ち上げてあげます。心配性な私はいつも縦横両方貼っています。
※両方貼るときは縦アーチを先に貼ると剥がれにくくなります。
ロードでもトレイルでも長い距離になると、足裏が痛くて苦しんだという話をよく聞きます。私はこのテーピングをするようになってから、その悩みはすっかりなくなりました。
まとめ
今回はトレイルランにおすすめのテーピングの貼り方を7つ紹介しました。
もちろんトレーニングは大事ですが、レースやここぞというときのトレーニングの際にはテーピングの力も借りて、速く楽しく安全に走りたいですね。
どんなテーピングがいいんだっけ?わからなくなった時には是非この記事に戻ってきてください!
私自身もこれから何度も利用すると思います笑
以上、お読みいただきありがとうございました。