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【終わりの始まり】自律神経失調症経験記①

皆さん、はじめまして! イラストレーターのIONA(イオナ)です!
普段は在宅でイラストを描いています。

さて、今日は少し真面目な話をしようと思います。
実は私、2024年に自律神経をぶっ壊しました。

いや、ほんと、文字通り壊れました。

なんかこう、どう書いても軽く聞こえちゃいそうなんですが、
そんなもんじゃないんです。 想像の1000倍は壮絶な戦い でした。

(※過去形で書いてますが、2025年2月現在 8〜9割回復済み! なのでご安心を。)




自律神経がバグるってどういうこと!?


「自律神経失調症」って一言で言っても、人によって症状はバラバラらしいんですよね。うつっぽくなったり、めまいが止まらなくなったりなど。

私の場合、「パニック発作」 を引き金に 「交感神経がフルスロットルで暴走」 するタイプでした。
要は 「常に交感神経の過度な優位状態が続く」 感じです。

(補足) 自律神経って、交感神経(戦闘モード)と副交感神経(リラックスモード)が、シーソーみたいにバランスをとってるんですよね。普通なら!

でも私の交感神経は…24時間警戒状態が続き常に恐怖心MAX
リラックスの方法を忘れちゃったんです。



引き金となったパニック発作①


2024年10月下旬。

仕事がひと段落したので、「リフレッシュしよう〜」と、京都・河原町 に向かいました。

神戸・三宮から電車に乗り、乗り換えを含めて約1時間。

あと2駅で到着! というタイミングで…

突然――

「なんか…ヤバい」

・脈拍数がいきなり跳ね上がる
・血の気がサーッと引く
・視界がグワングワン狭まる

「あっ、これアカン!!」

頭がパニックになり、車内で大混乱。

「電車から出してぇぇぇぇ!!!!!」

…と叫びたくなる衝動を ギリギリで抑え
最寄りの優先席にダイブ。(ありがとう、空いてた席)

しばらく記憶が飛び、気づいたら京都に到着。

友達に会うと 「あれ? さっきの何だったっけ?」 と思うくらい普通に楽しく過ごしました。

(この時点では、まだ事の重大さをまったく理解していない)

しかし…

「帰りの電車! 乗るのめちゃくちゃ怖い!!!」

結局、気を紛らわせるために 「スマホで画像編集に没頭作戦」 を決行。

ほぼ スマホガン見スタイルで、なんとか帰宅しました。

でも、これが 自律神経失調症による悲劇の始まり だったのです…。


引き金となったパニック発作②


翌日。

今度は車で出かけることに。

助手席に乗り、出発。

数分後――

「あ、ヤバい。昨日と同じやつ来た」

そう思った瞬間、心臓が爆速モード突入。

「やばいやばいやばい、出して出して!!!」

と、焦る私。

急遽、車を路肩に停めてもらい、
ダッシュで飛び降りました。(助手席から)

「いや、これどうなってんの???」

昨日の今日で 2日連続パニック発作

大雨の中、傘をさして歩きながら 「人生詰んだ…」 という絶望に浸る私。


自宅すら怖くなる(?)

ようやく家に着いて 「とりあえず休もう…」 と思ったら――

「家に入るのが怖い!?」

???????????

えっ、どういうこと???

住み慣れた 「自分の家」 のはずなのに、 玄関をくぐるのが怖い って何!!!

必死に勇気を出して入ってみると、今度は

・天井が怖い
・壁が怖い
・窓が閉まっているのが怖い

「えっ、もう全部怖い!!」


この怖いっていう感情。
虫が出て「怖い!」怪談聴いて「怖い!」
とかいうレベルの恐怖心ではなくて

もうこれから死ぬしかない窮地に立たされているかのような…
宇宙の果てに1人取り残されてしまい死ぬのを待つしかないような…
そんな恐怖感なんですよ。

とにかく今までの人生で味わったことのない
圧倒的な恐怖感。絶望でした。



私は棒になった


この日から 「棒」 になりました。

・デスクに座るのが怖い
・お風呂が密室で怖くて即脱出
・テレビをつけたら「強盗」「殺人」というワードに震える

「もう終わりだ…」 と思いながら、 ただ横になって震える棒 と化しました。

当然家の中で普通に生活することはもうできなくて
ひたすら横になり震え続けていました。

この恐怖心。
体調が好転し始めるまでずっとつきまといます。
1秒足りとも恐怖心から逃れられることはなかったから
本当に怖かったしどこかへ逃げたいと何度も思った!!


次回予告

このままではいけない。誰か助けて。

オンラインクリニック
副作用であら大変
自分で治すしかない

次回、「IONA、クリニックを受診する」お楽しみに!!!

P.S
イラスト描いてます。インスタ見てね